内容説明
別荘のある島でハネムーン中に夫が殺されて以来、アビゲイルは結婚記念日を独りで過ごしてきた。犯人不明のまま7度目を迎えたその日、一本の電話が入る。気味の悪いささやき声が「君の夫の友人や隣人には秘密が多すぎる」と告げ、まだ事件は終わっていないと示唆した。謎を暴くべく、彼女は島へ渡った。容疑者は、取り巻く人間すべて。そんななか隣人のオーウェンに再会し、誰も信じるべきではないと知りつつ、アビゲイルは彼の魅力に心を奪われてしまう。以前。独自調査に励む彼女を冷たく追い払った男だということも忘れて…。
著者等紹介
ネガーズ,カーラ[ネガーズ,カーラ][Neggers,Carla]
ドイツ移民の父と米国人の母のあいだに生まれる。マサチューセッツ州西部で育ち、ボストン大学を準主席で卒業。芸術、娯楽関係のライターとして出発し、小説の道に入った。いまや新作すべてがベストセラー入りする人気作家で、アップテンポのアクションをからめたロマンティック・サスペンスでファンを楽しませている。現在はバーモント州の風光明媚な山あいに立つ家に暮らす
佐野晶[サノアキラ]
東京都生まれ。獨協大学英語学科卒業。友人の紹介で翻訳の世界に入る。富永和子名義でも小説、ノベライズ等の翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
17
因習残る古き町、謎の旧家、怪しげな住民たち。横溝世界だなあ…と思いつつ読みました。(ロマサスなんですけどね)登場人物を頭に収めるまでに一苦労。おさめてからはなんだかあちこちにひっぱられているうちに終わってしまった。う~ん。2016/06/21
choco
0
ちょっと複雑な人間関係。人物描写が細かすぎて途中挫折しそうになりました。ヒーローが軍人や警官で粗野ガサツ、荒くれ系を多めに読んでたので、顔も体格も申し分ない上にスマートな物腰言動なタイプは新鮮♪7年も思いを貫くのはリアルじゃなかった。2015/07/13
みるて
0
図書館の本 読了 初カーラ・ネガーズ2013/03/03
立花真幸
0
★★☆
MOMO
0
ゆがんだ愛が生んだ悲しい事件に、犯人以外の人々のいろんな形の愛や思いが交差て、いっそう人間関係が複雑に絡まり、面白さを増していて・・・ ただ、読んでる間、ずーっと、ロブスターとシュリンプロールを食べたくなったのは困りもんだったけど・・・・2009/07/04
-
- 和書
- ネイチャーゲーム 〈4〉