内容説明
亡き父の机を整理していたミシェルは信じられないものを見つけた。返済期限の過ぎた融資契約書。父は隣の牧場を営むジョン・ラファティーに多額の借金をしていたらしい。よりによって、あんなプレイボーイに頭を下げる日が来るなんて…。返済期限を延ばしてもらうためにジョンを呼び出したミシェルは、さらに信じがたい言葉を耳にしてその場に凍りついた。「金の代わりに別の方法で支払いたいと言うんだろう、お嬢さん?それならこっちも望むところだ」。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで、自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳で作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気は高まる一方。アラバマ州に夫と住んでいる
米崎邦子[ヨネザキクニコ]
1961年生まれ。ユナイテッド・ワールド・カレッジ・オブ・ジ・アトランティック留学後、国際基督教大学教養学部卒業。1987年より翻訳業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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eko
19
コテコテがなんとなくノレなかった。リンダの保護欲まるだしヒーローは大好きなんだけどなんでかな。何でそんなにも好き同士がそんな理由で10年も?と。そういう長い年月をかけて募る想いとかも好きなんだけどなんでかな。2017/05/11
びわ
9
ヒロイン激ラブのヒーローがよかった!ヒロインもわがままなお嬢様ではなかったし。ヒロイン父のかごの鳥だったのかなあ。しかし、お互い10年も意地張っていたってすごいな( ̄ロ ̄;)アンディが気になるんだけどスピンはあるのかなあ。2013/05/24
ぽこ
7
私の中では牧場モノの最高傑作。何度読み返しても面白いです。ヒーローがヒロインに超メロメロだし、ヒロインも気骨があって良い。元夫は憐れで気の毒に思える部分もある。愛した人の心がずっと他にあったら辛いよね。だからといって暴力は言語道断だけど。2017/05/07
Nikky
6
星4。昔から気になっていたのに素直になれなかったために10年も経ってようやくお互いの存在の大きさに気づく。ヒーローがヒロインにメロメロで甘やかしたくて離したくなくてそばに置きたくてどうしようもない所がかわいいけど、ヒロインはヒロインで自立したい甘やかされた生活から卒業したいと思ってる。甘ったれのヒロインが嫌なので自立しようと頑張るヒロインは好感が持てたのになんだか結局ヒーローに頼りっぱなし(?)。まぁ牧場経営は女手ひとつじゃ大変だけどね。ヒロインが自立してたらお気に入りだったな。2010/02/22
ぽこ
5
何度も読み返す本。心に傷を負ったヒロインが立ち直っていく姿が良いです。ヒーローが実はとんでもなく溺愛しているところもツボ。2021/06/27
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- 電子書籍
- 姉フレンド 95号