内容説明
大おじの遺産のありかを示す大切な日記が盗まれた。メイは一計を案じ、三流の私立探偵に嘘の依頼をして事を荒立てさせ、日記が戻ってくるよう仕組むことにした。女好きで頭の悪い中年の探偵を手玉に取ればいい。借り物のセクシーなスーツを身にまとい、いかにも流行っていなさそうな薄汚い探偵事務所の扉を開けたメイは、完全に予想を裏切られた。ミッチェル・ピートウィックがこんなに若くて知的だなんて。内心の動揺を押し隠し、メイは話を切り出した。
著者等紹介
クルージー,ジェニファー[クルージー,ジェニファー][Crusie,Jennifer]
コミカルかつロマンティックな作風で人気を集める全米ベストセラー作家。ロマンス小説界の最高峰RITA賞を受賞し、数々のベストセラーリストにも登場する人気、実力ともに兼ね備えた作家である。オハイオ州在住
仁嶋いずる[ニシマイズル]
1966年京都府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
14
ハードボイルドに憧れて1年の期限付きで探偵をしているヒーロー、実は証券ブローカー。大叔父の日記を探して欲しいと依頼にきたヒロイン。たしかヒーロー37歳ヒロイン34歳と、年齢層高め。探偵小説と思って謎解きを期待してはダメ。シチュエーションだけ楽しむ軽いロマンチックコメディ。この作家さん、結構気に入ったかも。2021/09/12
ワコ
0
話や人間関係はいいと思うんですが、訳のせいでどうにも読んでて楽しくない。ハーレクインの翻訳者はあまりお上手でない方が多いので、同じ作者なら他のレーベルを読もうと思いました。2014/07/06
ぽしょ
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親戚→ヒロインの溺愛っぷりが面白い。2010/09/23
みや
0
事件の内容と謎解きは大したものではないが、登場人物がみんな個性的で面白かった2010/07/11
terutyann
0
ヒーロー・ヒロインの気持ちの盛り上がりがいまいちわかりにくいような気がしたけど、まあ楽しく一気に読めました。2010/03/08