内容説明
テレビリポーターのジャニュアリーは、ある連続誘拐事件の謎を追っていた。手がかりは“罪びと”と名乗る奇妙な男。彼は地獄から甦った体験をもとに布教活動をしているという。そんなある日、ジャニュアリーは仕事で訪れた殺害現場で“罪びと”との関連性に気づいた。そのとき不意に彼女は腕をつかまれ、懐かしい声を耳にした。「ミス・デリーナ、君はここに入っちゃいけないんだ。わかってるだろう」ベン・ノース―去年はずみでキスを交わした、魅惑的な敏腕刑事だ。胸のざわめきを押し殺し、ジャニュアリーは彼と向きあった。
著者等紹介
サラ,シャロン[サラ,シャロン][Sala,Sharon]
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。近年ではダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている
葉月悦子[ハズキエツコ]
東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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びわ
2
ヒーローもヒロインも仕事ができて、強くて魅力的だった。お互いメロメロなのがいい♪でも、犯人の心理描写が多くてきつかった2013/10/01
くまここあ
2
★★★ ヒーローとヒロインはすごくよかったけど、被害者の人たちのエグイ描写があったので、そのへんがきつかった。2012/11/21
neko1103
2
犯人に焦点があたっていて、H/Hがあまり目立たない気が^^;2010/07/08
mum0031
1
テレビレポーターのジャニュアリーと、 刑事のベンジャミン。 キリストの、歩みを再現する連続誘拐犯の罪人。 「罪を憎んで、人を憎まず」 この一言に尽きるのだろう。。 私は修行中だから、そこまでの悟りは無理。 2017/07/28
こえん
1
再読。この作者にしては珍しい話かも、心に問題を抱えて行動するのがヒーローでもヒロインでもない。ヒロインにめろめろなヒーローがすごく素敵でカワイイし、H/Hのやりとりも良かった。2009/04/28