内容説明
アダムズ郡初の女性保安官であるバーニー・グレンジャーは、くたくたに疲れていた。若い女性が行方不明となり、不眠不休で捜索していたからだ。しかし、明日は新しい部下が来るため、早く出勤しなければならない。その新主任副保安官の名はジム・ノートン。かつてバーニーが幼い胸を焦がした、大学フットボールのスター選手だった。しかしその後の彼の人生は、決して平坦な道ではなかったらしい。翌朝、オフィスに来たジムを見てバーニーは驚いた。心に傷を持ち、生活に疲れていながらもなお、彼が相変わらず魅力的なことに…。
著者等紹介
バートン,ビバリー[バートン,ビバリー][Barton,Beverly]
9歳の頃に初めての小説を執筆。結婚して2人の子供をもうけるまでは短編、番組の台本、詩、小説を書きつづけていた。子育てが一段落した30代半ばに再び書くことを始め、1990年に作家デビュー。その後60作を超える作品を発表し、NYタイムズ、USAトゥデイのベストセラーリストの常連となる。世界的人気作家L・ハワードから賞賛され、マギー賞、全米読者選賞など数々の賞にも輝いた名実相伴う実力派作家
仁嶋いずる[ニシマイズル]
1966年京都府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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youyou88
10
アダムズ郡初の女性保安官であるバーニーは若い魅力的な女性が次々誘拐されレイプされ拷問され殺される事件に翻弄されていた。そして新しく主任副保安官として赴任してきたのは昔憧れていたジムだった。 犯人は半分くらいで判明。あ、こいつだな、と。 予想通りの犯人だったけど、話の展開は飽きさせない。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11234525343.html2022/05/07
choco
7
「甘美すぎた誘惑」で刑事のジム・ノートンが主人公。残念な彼。離婚して息子の為に尽くしますがいつも裏目に。しかも女性に目移り。思い込んだら一直線なヒーロー系とは違い、かなりリアル。適齢期の皆さんもあちこちで目移り三昧の町です。リアル笑。全編と同様サスペンス色は濃いし犯人の迫る感じが怖い。ロマンスもサスペンスもきちんと楽しめる作家だと思います。2015/11/14
akiyuki_1717
1
サスペンスの好きな方にはいいと思いますが、ロマンスを求める私にはグロすぎるし、ロマンスは薄すぎます。息子の手助けがないとプロポーズに漕ぎ着けられないのも、残念な感じ。微笑ましいと言えばそれまでですが…また離婚にならないようお気をつけあそばせってとこでしょうか。ビバリーさんにしては魅力的なヒーローではなかったです。2016/03/08
てん・ゆう
0
ヒロイン妹、これだけ節操なしなのにモテ続けてるのが不思議だった。