出版社内容情報
身近なことからそもそもの概念、アメリカの奴隷制まで――レイシズムをめぐるさまざまな「問い」にアメリカ史ゼミの学生たちが歴史を紐解き、真摯に向き合った、レイシズムを学ぶための「超」入門書。読書案内をもさらに充実させた待望の改訂版。
内容説明
身近なことからそもそもの概念、アメリカの奴隷制まで―レイシズムをめぐるさまざまな「問い」にアメリカ史ゼミの学生たちが歴史を紐解き、真摯に向き合った、レイシズムを学ぶための「超」入門書。読書案内をもさらに充実させた待望の改訂版。
目次
第1章 身近なこと編(日本にレイシズムってあるの?;民族差別って人種差別となにが違うの?;障がい者に対する差別事件はどうして起こるの? ほか)
第2章 そもそも編(レイシズムはそもそもどんな考えなんだろう?;いつレイシズムが生まれたの?;レイシズムと優生思想って関係あるの? ほか)
第3章 アメリカ編(アメリカは「自由」と「平等」の国と言われるのに、なぜこんなにレイシズムが激しいの?;奴隷制下で黒人たちはどのように闘ってきたの?;奴隷解放ってなんだったの? ほか)
座談会 わたしたちはレイシズムにどのように向き合えばいいの?
著者等紹介
貴堂嘉之[キドウヨシユキ]
1966年、東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。博士(学術)。専門はアメリカ合衆国史、人種・エスニシティ・ジェンダー研究、移民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かめりあうさぎ
10
数名の大学生と大学院生が共著のレイシズムについての入門書。横レイアウト。入門書らしく一つ一つはさらっと説明されています。興味が引かれたらより深掘りするには丁度いい内容だと思いました。2025/06/11
kitten
8
図書館本。レイシズムの入門書。うーん、アメリカってひどいなぁ。レイシズムの本場って感じがする。日本にもあるけど、アメリカほどひどくないだろう。あくまでレイシズムの紹介だけで、どうすればよい、みたいな話はないかな。あんまりおもしろくなかった。2025/03/02
Go Extreme
2
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