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出版社内容情報
サンチャのもとに、夫と秘書の浮気を密告する手紙が届いた。思いきって秘書の家に電話をすると、受話器の向こうから聞こえてきたのは、紛れもない夫の声……。
内容説明
サンチャのもとに、ある日、匿名の手紙が届いた。そこに書かれていたのは、夫が秘書の若い女性と逢瀬を重ねていて、今夜も彼女の家で会うという衝撃的な内容だった。まさかとは思ったが、確かに夫のマークはこのところ帰りが遅く、夫婦の間もなんとなくぎくしゃくしているのは否めない。その夜、思い悩んだ末にサンチャは、秘書の家に電話をしてみた。すると、受話器の向こうから聞こえてきたのは、紛れもなく夫の声。あわてて電話を切り、目を閉じた。ああ、なんてこと…。嫉妬が全身をむしばみ、悲しみと怒りが心を苛む。その日から、サンチャの結婚生活は苦痛に満ちたものになった。
著者等紹介
ラム,シャーロット[ラム,シャーロット] [Lamb,Charlotte]
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はマン島で暮らす。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空まめ
10
いつ予約したのかも忘れたぐらいの時に図書館からかりて読んだ。 浮気しようと思ってしたわけじゃないけど…。 普通にありそうな話ですね。 結局丸く収まったみたいだしいいんじゃない?? 気持ちってやっぱり思ってるだけじゃ伝わらないんだなと思いました。 言葉にしていかなきゃね。2015/02/07
ぽこ
5
秘書と浮気しようとしている(秘書は浮気していたと証言)夫と、三人の子持ちで生活に疲れている妻の話。手のかかる小さな子が三人ってつらい。子供は欲しくても家族計画は大切です。夫は失業寸前で家のローンもあり、離婚しても慰謝料はなし。妻が構ってくれないから浮気するんだ(したんだ?)と開き直る始末。生活費さえ運んでくれば自分に用はないのかと詰め寄る夫。妻は「その通りだ」と言ってやればいいのに。しかし、三人も子供がいるから離婚はできないと諦める妻。今は許したとしても、いずれまたこのことが影を落とすことは必至だと思う。2015/07/27