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内容説明
やはり最初から話ができすぎだった。シェリーはすばらしい仕事にようやく就いたばかりだが、叔父の不審な言動にかすかな疑念を抱き始めていた。大企業の最高幹部のアシスタント職に空きができそうだと、叔父はどこからか内部情報をつかんでシェリーに勧めてきた。失業中だった彼女はこの話に飛びつき、最高財務責任者トムのアシスタントにみごと採用されたのだった。しかもシェリーは面接で会ったトムにひと目で惹かれてしまい、彼の下で働ける喜びに胸を躍らせていたのだが…。いったい叔父とトムの間で、過去に何があったのだろう。
著者等紹介
リマー,クリスティン[リマー,クリスティン][Rimmer,Christine]
大型書店やUSAトゥデイ紙のベストセラーリストにたびたび登場する。RITA賞に二作品がノミネートされ、ロマンティックタイムズ誌でも賞を獲得した実力の持ち主。ロマンス作家になるまで、女優、店員、ビルの管理人など実にさまざまな職業を経験している。オクラホマ州に家族とともに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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途中まで読んで再読だと気づいた。何度読んでもヒあるンが実害が出る前にヒーローに伯父の存在と、陰謀を打ち明けて証拠まで引き渡しているのに、感謝するどころか警備員に引き渡そうと考えるのが納得いかない。そしてヒロインが帰ってから自分の判断ミスと態度に気付いたのに行動を起こすことなくイジイジして、ヒロインの息子からの電話があって初めて行動するなんて、ある意味ヒロインの伯父にいいカモにされるのも仕方ないって気がする。仕事はできるかもしれないけど、肝心なところで行動が遅いのは10年以上たっても治らないのね…2016/11/26
akiyuki_1717
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疎遠の伯父から理想的な仕事を紹介され、疑問を持ちながら面接を受け、初対面で上司に惹かれるパターン。何度も伯父のことを告げようとしながら引き伸ばし、案の定自分の首を絞めることに。それでもひどく傷つけられてもあっさり許してしまうヒロイン。最近こんなパターンがHQでは多いような。そんな簡単に許せるもののか?話しの中ではいいだけ信頼していると言いながら、あっさり手のひらを返したのに、先々同じ目に遭うと一児の母なら考えるでしょう。ロマンス小説なのだから、精神的な面をもっと尊重してほしいと思うのは私だけでしょうか。2013/10/08