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内容説明
『クリスマス・ローズを捜して』―ローズはロンドンから遠く離れたいとこの城でクリスマスを迎えようとしていた。かつて彼女が巻き込まれたスキャンダルも、田舎の社交界では知られていないはずだ、安心して食事会を楽しめばいい。そう思っていた彼女の前に、以前あらぬ疑いをかけてきたサー・マイルズが城の招待客だといって現れた。彼はわたしの過去を暴くつもりだろうか?『谷に響くキャロル』―一八七〇年のクリスマス、ウェールズの谷にキティ・モードが帰ってきた。幼いころから彼女に憧れていたガレスは、再会したその夜こっそり寝室に忍び込み、熱い思いを打ち明けた。キティ・モードもガレスのことはずっと好きだった。だからこそキスも受け入れた。しかし、キティ・モードにはどうしても彼を愛することができない大きな理由があった。『ともしびをかかげて』―北軍大尉トラヴィスと南軍支持のイザベルが初めて会ったのは、南北戦争が始まって一年後、南軍の勢いに陰りが見えはじめた十二月のことだった。屋敷を接収しようとする憎むべき敵なのに、彼女はトラヴィスに惹かれてしまう。その紳士的な態度、優雅な軍服姿、激しい情熱に。やがて戦いは熾烈をきわめ、彼女は愛と道義の間で選択を迫られて…。『金の星に願いを』―お金はない。そして職もない。病気の妹には薬が必要だ。そこでヴェリティは窮余の策を思いついた。偽名を使って、劇場の踊り子になったのだ。時は十九世紀、紳士にとっての踊り子は娼婦も同じ。フォリングズビー子爵も遊び目的で近づいてきた一人だ。でも彼の誘いは断れなかった。クリスマス休暇を一緒に過ごせば五百ポンド払うと言われたのだ。
著者等紹介
マーシャル,ポーラ[マーシャル,ポーラ][Marshall,Paula]
イギリスはレスターに生まれ、ノッティンガムで育つ。勤め先の資料図書館で同じ司書の夫と出会い、結婚。三人目の子が学校に入ったのをきっかけに、英語の臨時講師として働き始めるが、その後再び大学で歴史を学び、学士号を取得した。そこで得た知識を歴史ロマンスの執筆に役立てている
ムーア,マーガレット[ムーア,マーガレット]
数々の賞を受賞し、現在彼女の作品は14カ国で出版されている。カナダのトロントに夫と二人の子供と住んでいる
グレアム,ヘザー[グレアム,ヘザー][Graham Pozzessere,Heather]
情熱的なロマンスと息詰まるようなサスペンスの名手として名高いベストセラー作家。三つのペンネームを駆使して90を超える作品を著している。それらの作品は、15カ国語に翻訳されて世界中で2000万部以上の発行を誇る。南フロリダに住み、作家、妻、五人の子の母として大忙しの毎日を送る
バローグ,メアリー[バローグ,メアリー][Balogh,Mary]
イギリスのウェールズに生まれる。幼いころから物語の創作が好きで、高校教師を経て作家になる夢を果たした。1985年にデビュー作でRT賞の新人賞を受賞して以来、60作以上の長編と20作以上の短編を著している。三人の成人した子供がおり、現在は夫と二人でカナダに住まいを構えている
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感想・レビュー
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