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出版社内容情報
そう、私はただの居候。
愛しの公爵の眼中にさえない……。
エレノアは14歳のとき、父の遺言で指名された後見人である、
ケンダル公爵ヒューに引き取られ、公爵邸で暮らしてきた。
年上の彼に密かな恋心を抱き、いつしか憧れは愛へと変わっていった。
それなのに今、ヒューはエレノアを早く“片づける”と口にして、
社交界デビューさせるという。結婚させて厄介払いしたいのだろう。
「私はおまえに手を出すほど恥知らずではない。
おまえの純潔を守るのが、わが務めだ」
彼にそう告げられ、エレノアはとっさに挑発的に反論した。
すると、ヒューは彼女を机に押し倒して唇を奪い、冷徹に言い放った!
「まるで食指が動かず、始める気にもならない」
エレノアにキスし、凍てつくような冷たい言葉で彼女を突き放したヒューは、翌日、社交界で評判の伯爵未亡人との婚約を決め……。エレノアの長年の想いは、実らぬまま枯れてしまうのでしょうか?『公爵の無垢な花嫁はまだ愛を知らない』(PHS-296)の関連作。
内容説明
エレノアは14歳のとき、父の遺言で指名された後見人である、ケンダル公爵ヒューに引き取られ、公爵邸で暮らしてきた。年上の彼に密かな恋心を抱き、いつしか憧れは愛へと変わっていった。それなのに今、ヒューはエレノアを早く“片づける”と口にして、社交界デビューさせるという。結婚させて厄介払いしたいのだろう。「私はおまえに手を出すほど恥知らずではない。おまえの純潔を守るのが、わが務めだ」彼にそう告げられ、エレノアはとっさに挑発的に反論した。すると、ヒューは彼女を机に押し倒して唇を奪い、冷徹に言い放った!「まるで食指が動かず、始める気にもならない」
著者等紹介
アダムズ,ミリー[アダムズ,ミリー] [Adams,Millie]
昔からずっと本が大好き。自分のことを『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーと、19世紀に優雅な令嬢の生活から冒険とスリル満点の船上の世界へと突然投げこまれた物語の主人公シャーロット・ドイルを混ぜ合わせたような存在だと考えている。森の端にある小さな家に住み、ふと気づけば息抜きに本のページをめくって読書にふける生活を送る。情熱的で傲慢なヒーローに立ち向かうヒロインという組み合わせに目がない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。