ｍｉｒａ ｂｏｏｋｓ イヴ＆ローク ５５ 幼き者の殺人―イヴ＆ローク〈５５〉

ロブ，Ｊ．Ｄ．【著】〈Ｒｏｂｂ，Ｊ．Ｄ．〉/青木 悦子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2023/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 592p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596770592
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

夜明けの公園で発見された女性の遺体。時代遅れの派手な服とヘアメイク、そしてまだ新しいピアスと蝶のタトゥー―誰かの姿をあてはめたような被害者の手の下には「だめなママ」と子どもっぽい字で書きなぐられたカードが置かれていた。ママとはいったい何を指しているのか、イヴは犯人像を絞りながら事件を追うが、捜査は難航し、あろうことか同じ姿をした第２の被害者が発見される…。

著者等紹介

ロブ，Ｊ．Ｄ．［ロブ，Ｊ．Ｄ．］ ［Ｒｏｂｂ，Ｊ．Ｄ．］
ロマンス作家の殿堂入りを果たした人気作家ノーラ・ロバーツの別名義。Ｊ、Ｄは彼女の息子ジェイソン、ダンの頭文字で、ロブはロバーツの短縮形。１９５０年、メリーランド州シルバースプリング生まれ

青木悦子［アオキエツコ］
東京都生まれ。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

「だめなママ」というメモがついた若い女性の死体は、時代遅れの服を着せられていて…。近未来のマンハッタンで殺人事件を解決し続ける凄腕の刑事をはじめ、今回も女性の強さがキラキラ輝く回です。被害者女性の聡明さもステキ。男子は（ロークまで）完全にオミソだったわ～。犯人にはほんの少しだけ同情しちゃいました。人間が一線を越えてしまう理由は多々あれど、これはかなりのトラウマ案件だと思います。そういう意味では後味が悪かったなあ…。次回はお茶目な回だといいな。

2023/07/12

[kokorika]

イヴ、ローク、そしてファミリーの活躍で犯人をあぶり出す。しかし犯人は思いもよらぬ人物だった。捜査に協力するジェイミーのこれからが楽しみになった。被害者の知性とガッツが、重苦しい展開に光がさすようだった。

2025/03/05

[みるて]

購入済　読了　イブ＆ローク55

2023/12/11

[sutaco]

安定。

2023/12/07

[ぴーた]

大好きなイブ&ロークシリーズ。前作から間髪を入れずの時間軸なので。相変わらず引っ越し前のワチャワチャのレギュラー陣。その近所で起こる殺人事件と拉致監禁。必死に生き延びた被害者がいた事が救い。そして、判明する犯人に愕然。ガックリくるディックヘッドがなんともかんとも。計画性の高い秩序型殺人？に戦慄。