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内容説明
病室で目ざめたクレアは、自分が記憶を失っていることに気づいた。名前だけは手首の名札でわかったが、それ以外はなにも覚えていない。そこへ夫と名乗るハンサムな男性マットが現れ、クレアは、自分が強盗に襲われて頭に怪我をしたのだと知る。その後、レストランチェーンを経営する夫の広大な屋敷に移った彼女は、手厚い看護を受け、順調に回復していった。だが、優しい夫と快適な生活に、なぜか不安を感じていた。彼の発言や態度にはつじつまが合わないところがある。私たちはいったいどんな夫婦だったのだろう?疑問を抱く彼女に、マットはようやく重い口を開いた。「結婚生活はとっくに破綻して、僕たちは別居していたんだ」破綻?別居?思いがけない言葉に、クレアは呆然とした。しかし、それはこれから始まる悲劇の幕開けにすぎなかった…。突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語。
著者等紹介
ヒングル,メッツィ[ヒングル,メッツィ][Hingle,Metsy]
ルイジアナ州ニューオリンズに生まれ育ち、フランス人の血を引く彼女は、この街の古めかしい退廃的な魅力に慣れ親しむうちに、何かを書きたくてたまらなくなったという。ハッピーエンドを信じ、ロマンス小説家になることが長年の夢だった。今では新しい作品を発表するたびに、賞賛を集めている。妻であり、四人の子供の母親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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