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内容説明
『見せかけの結婚』―三年前に父を亡くし、ひと月前には母を失ったクレアは、生後間もない父親違いの妹と、貧しい暮らしを余儀なくされていた。ある日訪れた伯母のローラが、妹を養女に出したらと提案し、当座しのぎの金を残して帰っていった。クレアは伯母の忘れ物に気づき、あわてて通りに出たとたん、配達用のヴァンにはねられてしまう。意識が戻ったとき、目の前には見知らぬ男性の顔があった。『九カ月の結婚』―図書館で働くスザンナは天涯孤独の身だ。一度恋愛を経験し、婚約までした男性がいたが、不感症だとなじられて破局を迎えたのだった。男性とはもうかかわりたくないが、ずっと一人で生きていくのも寂しい。そこで、スザンナは人工授精で子供を作ることを思いつき、地元の医師を訪ねた。