内容説明
燃えるような赤い髪のエリザベスは新しい門出を迎えようとしていた。父から役立たずな娘だと虐げられるのも今日でおしまい。これからは修道女として新たな人生を生きるのだ。遠隔地の聖堂へは、贖罪の旅の途上だという国王の非嫡出子一行とともに向かうことになったものの、ウィリアム公は悪名高く、黒い噂が絶えない。エリザベスはウィリアム公を警戒していたが、旅を続けるうち、噂とは違う真摯な彼に惹かれていき…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
11
アン・スチュワート作品は久しぶり。以前に読んでたシリーズは、主役二人のロマンスとサブキャラのロマンスの同時進行だったけど、この作品も同じく同時進行パターン。それがアン先生の作風なのかしら… 内容は良かった。面白かった(☆▽☆)2023/02/12
かなやんきよやん
2
1970年代いわゆる跳んでる25歳のヴェニシアが自由恋愛を勝ち取るまでのストーリー。 閉塞的な時代、欲望に自由に生きると堕落した貴族と烙印を押される。堕落した貴族の魅力的なことーナポレオンやエリザベス女王の風刺もありなかなか読み応えのある494ページ。2025/07/09
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