内容説明
森で少女の白骨遺体が発見された。依頼を受けた復顔彫刻家イヴは少女の「顔」を取り戻すが、直後に捜査関係者が殺され像を奪われてしまう。すべてを葬るため真犯人が動き出したのだ。調べを進めるうち似た容姿の少女が何人も消えているとわかり、事件は典型的なシリアルキラーによるものと思われたが、待ちうけていたのは想像を絶する真実で―。イヴの運命が大きく動きだす、急展開のシリーズ最新作!
著者等紹介
ジョハンセン,アイリス[ジョハンセン,アイリス] [Johansen,Iris]
1980年代に執筆活動を開始。90年代に入ると数々のヒットを連発し、ロマンティック・サスペンス・ブームの火付け役となる。“復顔彫刻家イヴ・ダンカン”シリーズでサスペンス作家に転向、NYタイムズのベストセラーリストにこれまで多数の作品を送り込んでいる
矢沢聖子[ヤザワセイコ]
英米文学翻訳家。津田塾大学卒業。幅広いジャンルの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとちゃん
6
復顔彫刻家であるイヴ・ダンカンを主人公とするシリーズ邦訳の最新刊。原題は"Shadow Play" 本作も楽しく読了。とっても驚いたのは殺人事件の証拠品である人間の頭蓋骨がフェデックスで普通に配達されること。もちろん、イヴがよみがえらせた復顔像(中身は人間の頭蓋骨)も普通に個人宅に集荷に来て持って行く。日本のヤマト運輸や日本郵便などの宅配業者だと、扱ってくれないと思う。そもそも、そんな重要な証拠品を民間宅配業者が他の一般品と同じ便で扱っていることに、本作で初めて気づいたよ。アメリカって、すごい。2023/02/11
みるて
1
図書館の本 読了 イブ・ダンカンシリーズ2023/07/20
-
- 電子書籍
- 学校怪談(3) 週刊少年チャンピオン