ハーレクイン・ロマンス イタリア富豪の極秘結婚

ケンドリック，シャロン【著】〈Ｋｅｎｄｒｉｃｋ，Ｓｈａｒｏｎ〉/麦田 あかり【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2023/01発売）

• サイズ 新書判／ページ数 224p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596756534
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

しょせん、妊娠したから結婚しただけ。
私は妻より、家政婦がふさわしい女。

ルイーズは、突然会社に現れたジャコモを見て驚いた。
別居中の夫がなぜここに？　離婚の手続きをする気になったとか？
イタリア人富豪のジャコモは事故で1年分の記憶を失ってしまい、
その時期に自分が結婚していたと知って、妻に会いに来たという。
記憶を取り戻す手助けを頼まれ、ルイーズは迷った。
二人はたしかに誰よりも惹かれ合い、夫婦の誓いを立てた。
でも結婚後、なぜか急に冷たくなった夫を思い出すのは今でもつらい。
ずたずたにされた心を守りたくて、彼女は条件を出した。
「それなら妻としてでなく、家政婦としてでお願い」と。

今作はハーレクイン・ロマンスでも大人気テーマの一つ、記憶喪失物です。久しぶりに会った夫にやはり胸がときめくヒロイン。彼の頼みを聞いたのは愛ゆえでした。たとえヒーローの思惑どおりに記憶が戻ったとしても、待ち受けているのは離婚だけなのに……。

内容説明

ルイーズは、突然会社に現れたジャコモを見て驚いた。別居中の夫がなぜここに？離婚の手続きをする気になったとか？イタリア人富豪のジャコモは事故で１年分の記憶を失ってしまい、その時期に自分が結婚していたと知って、妻に会いに来たという。記憶を取り戻す手助けを頼まれ、ルイーズは迷った。二人はたしかに誰よりも惹かれ合い、夫婦の誓いを立てた。でも結婚後、なぜか急に冷たくなった夫を思い出すのは今でもつらい。ずたずたにされた心を守りたくて、彼女は条件を出した。「それなら妻としてでなく、家政婦としてでお願い」と。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ベリル]

ついつい読んじゃう、ハーレクインの記憶喪失モノ。思い出したいと言いながらも、恐怖や不安に駆られるヒーロー。離婚寸前まで追い詰められ、ボロボロで警戒心の強いヒロイン。二人の視点が交互になっているから、尚更、ボタンを掛け違えたかのような関係がもどかしい。再会した直後はお互いに自分を守ることが優先だったように見えたけど、一緒の時間を過ごすことで、どちらからともなく相手のために何かをするようになったのが印象的だった。本当の意味で二人が結ばれたシーンで、ヒーローがヒロインを愛称で呼んだエピソードに感動しちゃった。

2023/02/02

[romance_holic]

ヒーロー記憶喪失もの。

2023/09/07