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出版社内容情報
ルイーザ・ヒートン[ルイーザヒートン]
著・文・その他
大田朋子[オオタトモコ]
翻訳
内容説明
レインは亡き親友とした約束で、診療所の看護助手として働き始めた。目的は医師のコールに「あなたには8カ月の娘がいる」と伝えること。彼は自分に子供がいると知らない。赤ん坊の母親がこの世にいないのも。レインは親友の名前すら聞いていないコールを許せなかった。しかし医師としてすばらしいうえ、男性としての魅力にもあふれる彼に知らず知らずのうちに惹かれ、夢中になってしまう。コールに娘の存在を明かしたとき、レインはある過ちに気づいた。彼が赤ん坊を引き取りたがったら、わたしはまた一人ぼっちになる。でも、コールが言う「ぼくたち」にわたしの入れる隙間はあるの?どんなに愛情深く育てていても、しょせんは母親の代用品なのに…。
著者等紹介
ヒートン,ルイーザ[ヒートン,ルイーザ] [Heaton,Louisa]
イギリスの南岸ハンプシャーで、双子を含む4児と夫と暮らしている。夫や子供たち、数えきれないほどいる動物の世話に追われていないときは、しばしばビーチに犬と行き、一人ぶつぶつ言いながら物語の構想を練る。趣味は読書とかぎ針編み(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベリル
26
表紙の赤ちゃんが可愛くて、つい購入。シークレットベビーもの。ヒロインは法的後見人(かつ名付け親)という立場で亡き親友の娘を育ててるから、娘の実父のヒーローと出逢ってからの葛藤が大きくて、読んでて苦しかった。ヒーローは過去に妻子を事故で亡くしてて、娘と一緒にいる時間をなるべくたくさん作ろうとする良いパパ。二人とも先のことばかりいろいろ考えて、相手の気持ちを勝手に決めつけてるところが似てるかも。ヒーローとヒロインの視点が交互に切り替わる文章だったから、読者としては二人の両片想いを楽しめて満足だったけど…笑2022/09/06