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出版社内容情報
時は大正――
男爵の妾の娘・清乃は亡くなった姉の代わりに侯爵家の嫡男・有季のもとに嫁いだ。
寝室も食事も別々の新婚生活だったが、清乃の奥ゆかしさと愛らしさに有季は心を動かされ、ふたりは毎夜熱く愛しあう本物の夫婦となった。
清乃は生まれて初めて、女性としての幸せを全身に感じていた。
だけど一方でこの幸せは本来、姉のものになるはずだったという思いがよぎる。
さらに一堂家の嫁とは認めないと示すように、誰かが清乃の私物を隠し、破損させるという嫌がらせを続けていた。
そんな日常を過ごす清乃の前に、有季の友人・御厨が現れる。
「上流階級の男なら妾のひとりやふたり当たり前ですよ」彼は有季には新吉原で馴染みの太夫がいると告げ、さらには清乃に不貞行為を持ちかける。
当然拒否をするが、狡猾な彼はすぐには諦めず…!?
姉の死についての真相も明かされる、衝撃の完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナツ
1
原作未読。 侯爵家嫡男の有季(ありすえ)x男爵の妾腹の清乃(さやの)の2冊目。 完結。もう少し続くのかと思っていたのでびっくりしたけどちょうど良いくらいかも。帯に「夫婦の危機」とあって、揉めないで~って思いながら読み始めたけど思ったような危機ではなかった。 清乃は危ない目にあってはいたけど、有季が誤解するようなこともなく、いつも妻大事!な頼れる旦那でとても良かった。 姉の死の真相や多恵・・やはりお前・・な真相も分かってすっきり。 ふたりは末永くしあわせに暮らしましたで終わって良かった^^ これを機に2025/02/16