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出版社内容情報
人嫌いな富豪がくれた、
世界一すてきな贈り物。
花屋で働くユーレィリアは、家族の生活を支える大黒柱だ。
ある日、長身でとても趣味のいい、けれどひどく不機嫌な男性が
店に現れ、彼の婚約者に花束を届けるよう注文した。
花を贈るのは喧嘩の謝罪らしい。でも、うまくいくかしら?
案の定、届けた花束を彼の婚約者はユーレィリアに叩き返した。
同じことが何度かあり、ついに婚約者は高価な蘭を踏みにじった。
その女性が腹立ちまぎれに、花屋の店主にあらぬことを告げ口し、
ユーレィリアは解雇されてしまった。
わびしい雨のなか、必死で職探しをするユーレィリアを、
そっと見ていたのは、花を注文したヴァン・リンセンだった。
何度読み返しても、心がぽっと温かくなる――そんな唯一無二の作風で、あまたの名作を世に送りだしてきたベティ・ニールズ。今作では、シェイクスピアの『夏の夜の夢』さながらのモチーフをお楽しみください。
内容説明
花屋で働くユーレィリアは、家族の生活を支える大黒柱だ。ある日、長身でとても趣味のいい、けれどひどく不機嫌な男性が店に現れ、彼の婚約者に花束を届けるよう注文した。花を贈るのは喧嘩の謝罪らしい。でも、うまくいくかしら?案の定、届けた花束を彼の婚約者はユーレィリアに叩き返した。同じことが何度かあり、ついに婚約者は高価な蘭を踏みにじった。その女性が腹立ちまぎれに、花屋の店主にあらぬことを告げ口し、ユーレィリアは解雇されてしまった。わびしい雨のなか、必死で職探しをするユーレィリアを、そっと見ていたのは、花を注文したヴァン・リンセンだった。
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。