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内容説明
エルザの半生は貧しさとの闘いだった。仕事と弟妹の世話に追われ、デートすらしたことがない。そんなおくてな彼女だが、思いを寄せる男性がいる。一年前、暴漢から彼女を救ったレイフ・デブリンだ。彼はわたしの白馬の騎士―たとえ二度と会えなくても。ところが夢見る乙女に、運命は皮肉なストーリーを用意した。スラム街で慈善活動を続ける彼女に脅迫が相次ぐようになり、急遽、ボディガードが派遣されてきたのだ。レイフ!彼が昼も夜もつきっきりだなんて…。期待に頬を染めるエルザをよそに、彼は冷ややかに告げた。「ぼくは進んでこの任務を引き受けたわけじゃない」。
著者等紹介
バートン,ビバリー[バートン,ビバリー][Barton,Beverly]
幼いころ、祖父から贈られた『美女と野獣』の絵本を読んでロマンス小説のとりことなり、九歳のときに初めて物語を書いた。それ以後、小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しむ。結婚し、二人の子供を産んでから専業主婦となっていたが、執筆活動に復帰してからはアメリカロマンス作家協会に加入し、大いなる貢献をする。1990年のデビュー以来、マギー賞や全米読者選賞を受賞。ロマンス小説界の最高峰RITA賞の最終選考にも残ったことがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
14
きょうだいを育てるために必死でデートをする余裕もなかったというヒロインが、金銭的に余裕のある男性と結婚したいと願うのはまあ分かる。でも本当に好きになったらそんなこと関係ない、お互いを信頼し合う人と人生を共にする覚悟…、で終わってもよかったんじゃないかなあ。ヒーローが実は億万長者という設定って必要?2016/07/31
akiyuki_1717
2
途中まで読んで再読と気づいた。最近このシリーズをまとめて読んでるので、似たような内容の物も多くて、結構読み進めるまで分からなかった…(;_;)サラリと読めるんだけど、やはり二度目だと突っ込みどころが目につくよね。ヒロインの設定が生真面目な性格と、姉弟の世話のために青春時代もなく36歳まで経験なしなのに、ヒーローに対しては嫉妬心を煽るような悪女ぶりです。惹かれあいながら反目し合ってるふたりがいきなりその気になるのも理解し難かった。シリーズが進むごとにマンネリ感が拭えなくなっていて残念。2017/04/08
akiyuki_1717
1
このシリーズでは珍しく、姉弟が沢山出て来た。ビバリーさんの作品にしてはちょっと変わったストーリーだったかも。珍しくてあっという間に読み進めた感じ。2013/08/25
ちはや
0
読了2007/02/18
立花真幸
0
★★★