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内容説明
ケルシーはブラディと共同で、亡き両親の遺した事業の再建に取り組んできた。ブラディをパートナーに選んだ理由はほかでもない―彼となら絶対に、ロマンチックな雰囲気にはならないと思えるからだ。だが将来を考えて申し込んだ資金の融資は、ただ一つの理由でことごとく断られる。結婚していない二人には、信用がないから、と。父と母の形見を、こんなかたちで失うわけにはいかない。事務的な口調で、ケルシーはブラディに提案した。「私たちが結婚すればいいんだわ」。
著者等紹介
サッカー,キャシー・G.[サッカー,キャシーG.][Thacker,Cathy Gillen]
オハイオ州に生まれ育った。マイアミ大学卒業後、幼なじみと結婚。現在は夫と三人の子供と暮らす。すでに六十作以上の小説を発表し、ノンフィクションの記事も多数ある。アメリカロマンス作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。