出版社内容情報
母の葬儀の日、ジョアンが幼い頃別れた父の従兄弟が現れた。
母と離婚後、故郷ギリシアに戻ったきり音信不通だった父に、
ジョアンが母の死を知らせたのだ。
ディミトリ・カストロと名のる黒髪に黒い瞳の謎めいた男性は、
最後の祈りを終えて帰途につくジョアンを呼びとめた。
聞けば父は病に冒され、余命いくばくもないと言う。
ジョアンはディミトリとともに初めてギリシアの地を踏むが、
出迎えた父の美しい後妻アンドレアは、
何か物言いたげな鋭く光る目でジョアンを見た。
内容説明
母の葬儀の日、ジョアンが幼い頃別れた父の従兄弟が現れた。母と離婚後、故郷ギリシアに戻ったきり音信不通だった父に、ジョアンが母の死を知らせたのだ。ディミトリ・カストロと名のる黒髪に黒い瞳の謎めいた男性は、最後の祈りを終えて帰途につくジョアンを呼びとめた。聞けば父は病に冒され、余命いくばくもないと言う。ジョアンはディミトリとともに初めてギリシアの地を踏むが、出迎えた父の美しい後妻アンドレアは、何か物言いたげな鋭く光る目でジョアンを見た。
著者等紹介
メイザー,アン[メイザー,アン] [Mather,Anne]
イングランド北西部に生まれる。作家デビューは1966年で、100作を超える作品の総発行部数は9500万部にのぼる、ロマンス界の大御所作家。作品のひとつ『雪物語』は、77年に映画化されて大ヒットした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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