出版社内容情報
「テニスを超えた、人間ドラマだ」(松岡修造氏、本書解説より)
道なき荒野からテニス史を切り拓いた先駆者たちの、熱きストーリー。
いまのテニス界はこうして創りあげられた!!
いまだ語り継がれる名試合――1980年ウィンブルドン男子決勝。
その日センターコートに立っていたのは、ウィンブルドン5連覇がかかる絶対王者ボルグと、
その言動で物議をかもしていた悪童マッケンローだった。
二人が死闘を繰り広げた約4時間。あの時センターコートで何が起きていたのか?
またあの試合がその後の二人の運命をどう変えていったのか?
両選手の知られざるエピソード、ライバル関係、絆に迫りながら
本書はテニス史の中でもひときわ存在感を放つ“70、80年代テニス界”を紐解いていく。
ボルグとマッケンローだけでなく、激動の時代をともに駆け抜けた
ジミー・コナーズ、ビタス・ゲルレイティス、イリ・ナスターゼ、イワン・レンドル――
彼らのエピソードや、タイブレークなどルールの歴史、NIKEを始めとするスポンサーの参入。
そして、いかにしてテニスが“上流階級の娯楽”から“誰もが知る世界的スポーツ”に
変わっていったかが細やかに書かれた、テニスファン、スポーツファン必読の一冊。
スティーヴン・ティグナー[スティーヴンティグナー]
著・文・その他
西山志緒[ニシヤマシオ]
翻訳
内容説明
道なき荒野からテニス史を切り拓いた先駆者たち―いまのテニス界はこうして創りあげられた!
目次
天使と悪童
芝生の上の野蛮人たち
次なる犠牲者
ゆっくりとした死
クイーンズの魔王
さすらいのパーク・アベニュー
灰の谷
試合の表面的な要素をはぎ取る
愛を糧にして高みを目指す
ミスター・癇癪持ち〔ほか〕
著者等紹介
ティグナー,スティーヴン[ティグナー,スティーヴン] [Tignor,Stephen]
スポーツ記者で、雑誌『テニス』の元編集長。スポーツ専門チャンネルESPNのウェブにコラムを寄稿している。ニューヨーク市ブルックリン区在住
西山志緒[ニシヤマシオ]
成蹊大学文学部英米文学科卒。英文翻訳家。小説からビジネス書まで、幅広いジャンルの翻訳に携わる。佐藤志緒名義でも訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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