出版社内容情報
レイチェル・ウェルズ[レイチェルウェルズ]
著・文・その他
中西和美[ナカニシカズミ]
翻訳
内容説明
通い猫として順調な毎日を送るアルフィーに、ある日思わぬ話が舞い込んだ。通い先の家族みんなで夏のあいだ、海辺の町の別荘に滞在することになったのだ!同行したアルフィーとジョージの2匹も青い海に大喜び。だが、いわくありげな地元住民はなぜかアルフィーたち一行を町から追い出したいようで…?新しい人間、新しい猫との出会い。今度は“旅猫”になって奇跡を巻き起こす!?ハートフル猫物語第4弾。
著者等紹介
ウェルズ,レイチェル[ウェルズ,レイチェル] [Wells,Rachel]
愛猫家。家族やペットたちとデヴォン州に住む。20代の頃はロンドンでマーケティングの仕事につき、出産後に故郷に戻り、子育てと執筆の両立に踏み切ることに。処女作『通い猫アルフィーの奇跡』が英紙サンデー・タイムズのベストセラーリスト入りを果たす
中西和美[ナカニシカズミ]
横浜市生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
142
シリーズ4作目。永遠に続いてほしいシリーズです。今回は舞台が海辺の別荘。ジョージの天真爛漫さが時より笑える。新たな人間や猫との出会い。次作ではもしかしてアルフィーとタイガーに進展がある予感させる感じでした。楽しみ〜 去年、作者が日本を訪れたようで、それも嬉しい。2018/09/05
nico🐬波待ち中
112
シリーズ第4弾は"通い猫"ならぬ"旅猫アルフィー"。通い先の3家族と共に、海辺の別荘でひと夏を過ごすことになる。場所が変わっても3家族の仲の良さは相変わらず。そして騒動に巻き込まれるのも相変わらず。けれどまたいつものようにアルフィー指導の元、3家族が一致団結して数々の困難を乗り越え、更に絆を深めていく。アルフィーの機転が人間の家族をまたしても救う。やはり人間は猫の肉球の上で転がされないとだめだな、とつくづく思い知らされニンマリ。新たな仲間も増え、素敵な別荘も出来てますますこれからの展開が楽しみになった。2020/07/31
みかん🍊
108
賢く勇敢で家族思いで可愛いアルフィーにまた会えたのは嬉しかったですが、シリーズも4作目となるとちょっと飽きてきたかも、今回はクレアが譲り受けた海辺の別荘へいつもの仲のいい3家族とアルフィーとジョージで過ごすが隣に性悪女が住んでいて何かと悪だくみを仕掛けてくる、アルフィーはみんなを守れるのか、シリーズを続けるために登場人物が増えてきて誰が誰だかちょっとマンエンリ化、ボスママい逆らえないのは日本も外国も一緒なのね。巻末の著者の日本滞在記は嬉しい。2018/09/03
miww
86
久しぶりのアルフィーにまたまた癒されました。シリーズ4作目はクレアたち3家族で共有することになった海辺の街の別荘でのお話。意地悪な隣人の嫌がらせに立ち上がるアルフィーの活躍と新しい仲間、ジョージの初恋‥。ドキドキしながらも安心して読めるこのシリーズ。クールな先住猫ギルバートがだんだんと打ち解けていく様子にほっこりし、ジョージのあまりの空気読めない盲目ぶりが可笑しすぎた。巻末の「日本ー猫好きの天国」。著者の日本訪問が嬉しく、訪問先の充実ぶりにびっくりした。次作は日本から来たにゃんこが登場するようですね。2020/05/16
あかは
75
今回も抜群に面白かった‼️まあ、猫が旅をしたがるかは疑問だが、アルフィーとジョージは楽しんだようだ。そして、ここでも事件は起きる。しかも、今までで1番やっかいだったかもしれない。でも、蓋を開けてみれば実は……みたいな。クライマックスでは泣いてしまった。そんな中微笑ましかったのはジョージ。一途だなぁ。ある意味幸せな猫だ。続きが出ることを願っています。だって、幸せな気持ちになれるのだもの!2019/06/22