内容説明
誘拐事件からはじまった今回の騒動を「黒幕と共闘」というまさかの方法で乗り越えたミヅキ。数々の過激な言動を、後で魔王様に叱られながらも、晴れやかな気持ちで最後の仕上げを行うのであった。そして、ようやく帰路につくことになったミヅキは、エルシュオンと共にイルフェナへと向かう。保護者として、王族として、臣下として、それぞれの立場から振り返る今回の事件は皆の心に何を残したのか。サロヴァーラに集った女傑達の帰還報告や、楽しいお茶会の様子を描いた番外編も収録。策士な魔導師の痛快・異世界ファンタジー第十六弾、ここに登場!
著者等紹介
広瀬煉[ヒロセレン]
静岡県出身。小説投稿サイト『小説家になろう』にて多くの作品を読んでいるうちに自分でも書いてみたくなり、『魔導師は平凡を望む』の執筆を開始する。異世界トリップした鬼畜魔導師を主人公に据えた同作がネットで話題となり、2013年10月出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
11
★★ サロヴァーラの振り返り。早く進んで。2020/04/08
eucalmelon
6
サロヴァーラその後。ミズキの懸念は、ティルシアの暴走。アルとの理解の乖離がなかなか面白かった。獣臭がないのだから、襲われなければ理想のペットだろう。踏まれて笑顔で喜んでいる風景は、微笑ましいのか、おぞましいのか?微妙だろう。 新たな禁呪犬、セイル。またまた、「お手」を試してみるミズキもミズキだが、手を頭に載せるセイルもセイルだろう。ミズキの頭のキレならセイルの反応くらい予想できそうなものだが。笑いを取ったんだろうか?2020/03/04
零崎夢織
3
誘拐事件後始末巻。 話や登場人物それぞれの考え方を整理して次の巻へ。2018/09/23
あると
2
前巻の補足の巻 早く次の展開〜と待ち遠しくなります2019/12/15
kinta
2
サロヴァーラ編完結その2(笑)。だんだん後日談回収が長くなってきたわ。カエル様スバラシイ。親猫様が定着しているところがオモシロイ・・・2018/08/08