ハーパーBOOKS<br> ダ・フォース〈下〉

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ダ・フォース〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596550828
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



ドン・ウィンズロウ[ドンウィンズロウ]
著・文・その他

田口俊樹[タグチトシキ]
翻訳

内容説明

ダ・フォースの中にネズミ―裏切り者―がいる。FBIが汚職警官を極秘裏に捜査するなか、1人の刑事が拳銃自殺を遂げた。仲間内に衝撃と疑心暗鬼が広がる一方、街場ではラテン系、黒人ギャング、マフィア新旧入り乱れる権力抗争が激化していた。複雑に絡み合う悪に追いつめられていく刑事マローン。やがて哀哭の街で男たちを待ち受ける血みどろの結末とは?圧倒的熱量を放つ渾身の警察小説。

著者等紹介

ウィンズロウ,ドン[ウィンズロウ,ドン] [Winslow,Don]
アメリカ私立探偵作家クラブ・シェイマス賞をはじめ、数々の賞を受賞し高い評価を受ける世界的ベストセラー作家。『野蛮なやつら』がオリヴァー・ストーン監督によって映画化(邦題『野蛮なやつら/SAVEGES』)されたほか、『ザ・カルテル』も映画化が決定している。私立探偵、テロ対策トレーナー、法律事務所や保険会社のコンサルタントとして働いた経歴を持つ。カリフォルニアに在住

田口俊樹[タグチトシキ]
英米文学翻訳家。早稲田大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

391
堪能した。最後の方でマローンが自己正当化くさい独白かますのだけは少し株を下げてしまったけれども、下巻に入って展開もスピードアップし、色々な思惑が錯綜してきて、本当に一気読みだった。久々の濃くて重たい警察小説。こういうタイプの主人公はやはり日本人ではハマラない。特にFBIサイドの動きが面白く、人の気も知らず好きなようにかき回して、一瞬で手のひら返すその様が、物語を一層スリリングにしてくれる。『犬の力』『カルテル』を読まずにこの作品から入ったのも良かったかも。遡って次は『犬の力』に行く。2018/04/20

ヴェネツィア

324
「犬の力』でもそうであったが、本書もまたマチズモが横溢する。ただし、今回のそれは悲しくも汚れたマチズモである。最初はささいな一歩であったかもしれない。しかし、それがしだいに雪崩をうったように広がり崩壊してゆく。「デニス・マローンの望みはひとつだった。いいお巡りになること、ただそれだけだった」結びのの一文はなんとも哀切に響く。物語の最初に還れば、本書は多くの殉職警官たちに捧げられていた。一見、マローンの行為はそれを裏切るようでもあるが、警官たちの抱える事実の限りない重みを本書は描いたのだろう。2024/03/22

starbro

212
上下巻、1000P弱、完読しました。ノンフィクションのような悪徳警官腐敗の物語、かなりリアリティがあります。以前に比べてNYの治安が良くなったと報道されていますが、日本とは、かなりのギャップがあります。原住民の土地を強奪し、成立した世界最強のならず者国家、銃も麻薬もギャングも悪徳警官も撲滅出来そうにありません。何と言っても大統領がジャイアンではねぇ(笑)2018/06/11

遥かなる想い

186
下巻に入り、トーレス刑事の自殺から 物語は 加速する。麻薬と暴力の街 ニューヨークでの危険な賭けが続く… マローンは何をしようと しているのか? 警察官の矜持のようなものが ほとばしる。 FBI,マフィアの思惑が 見え隠れする中で、 マローンが行き着いたところは… 裏切りと 殺戮の果てに 行き着いたところは、 哀しいほど 誇りに満ちた、生き方だった。 2018/12/31

夢追人009

173
久し振りの海外ミステリー大長編の読書に正直言って相当に苦戦しました。ギャングやマフィアから封筒に入れた賄賂を平然と受け取る警官達にムカついて怒り心頭に発しましたが、漸く上巻373頁から流れが変わり「驕れる者久しからず」の展開に一気に目が覚めてグイグイと読書のペースがUPしましたね。マローンはトーレスみたいに拳銃を咥えて引き金を弾く勇気はなかったけれど、麻薬の始末と勝ち馬に乗る嘗ての己のチームの如き悪徳警官どもを成敗した活躍は立派でしたし、麻薬王ドミ公ペーナを殺した真実の動機を知って少しだけ見直しましたね。2018/09/23

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