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出版社内容情報
この子を宿した一夜は絶対に忘れない。
たとえ彼は忘れ去ってしまっていても。
ある嵐の夜、ライザは血のつながらない義兄ロークと結ばれた。
クルージングに出た船上で、激情に駆られてのことだった。
だが、直前にマストから落ちて脳震盪を起こしていたロークは、
断片的に記憶を失い、翌朝には彼女と結ばれたことを忘れてしまう。
義妹への潜在的な罪の意識からか、以来、彼はライザに冷たくなった。
あの一夜の思い出に胸を焦がしても、報われることはないんだわ。
耐えかねたライザは書き置きも残さずに家を出た――身重の体で。
5年後、無事に生まれた息子を育てながらロンドンで自活する彼女の前に、
突然、以前と変わらぬ非情さを漂わせたロークが現れる!
しかも彼は、幼い息子を、ほかの男性の子供だと信じこんでいて……。
親同士の再婚により義理の兄妹となったヒーローとヒロインによるドキドキのシークレットベビー物語をお届けします。大スター作家ペニー・ジョーダンらしく人間の心の裏表を巧みに描いた名作です。
内容説明
ある嵐の夜、ライザは血のつながらない義兄ロークと結ばれた。クルージングに出た船上で、激情に駆られてのことだった。だが、直前にマストから落ちて脳震盪を起していたロークは、断片的に記憶を失い、翌朝には彼女と結ばれたことを忘れてしまう。義妹への潜在的な罪の意識からか、以来、彼はライザに冷たくなった。あの一夜の思い出に胸を焦がしても、報われることはないんだわ。耐えかねたライザは書き置きも残さずに家を出た―身重の体で。5年後、無事に生まれた息子を育てながらロンドンで自活する彼女の前に、突然、以前と変わらぬ非情さを漂わせたロークが現れる!しかも彼は、幼い息子を、ほかの男性の子供だと信じこんでいて…。
著者等紹介
ジョーダン,ペニー[ジョーダン,ペニー] [Jordan,Penny]
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。