内容説明
1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報が届く。祖父は莫大な財産を孫娘に遺す代わりに、自分の“探偵業”を継ぐようにと遺言を遺していた。かくして祖父のパリの屋敷に移り住んだアタランテの前にさっそく依頼人が―名声ある伯爵との結婚を控えたその令嬢は誰かに脅迫されているらしく、披露宴が催される南仏の伯爵邸へともに向かうことに。だが地所内で一人の男の死体が発見され…。
著者等紹介
コンロイ,ヴィヴィアン[コンロイ,ヴィヴィアン] [Conroy,Vivian]
ミステリー作家。本書をはじめとするMiss Ashford InvestigatesシリーズやLady Alkmeneシリーズで知られる
西山志緒[ニシヤマシオ]
成蹊大学文学部英米文学科卒。小説からビジネス書、アーティストのファンブックまで、幅広いジャンルの翻訳に携わる。佐藤志緒名義でも訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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