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出版社内容情報
誰にも知られず、15年。
大富豪が心に秘めた究極の愛。
1年半前に、子爵だった夫と息子を不慮の事故で亡くしたビクトリア。
ある日、爵位を継いだ義理の弟からディナーに招待され、
彼女はかつて自分が家族と幸せに暮らした子爵の館を訪れた。
そこで現子爵夫人が跡継ぎを懐妊したことを知り、
心からの祝福の気持ちと、胸が張り裂けそうなほどの喪失感が交錯した。
複雑な胸中から思わず中座した彼女を追いかけてきたのは、
15年来の友人で大富豪のフィンだった。
彼に励まされるうち、やがて一線を越えてしまうが、
ビクトリアの心はいまだ亡き夫への想いに揺れていた。
そのとき、おなかの中に小さな命がめばえたことなど知る由もなく……。
幸せであるほど、それを失ったときの悲しみは深いもの。愛する家族を失い、自分だけ幸せになってはいけない――そんな思いがビクトリアの新たな恋に踏み出す勇気をはばむ、切なくも美しい物語をお贈りします。『子爵がくれたガラスの靴』(I-2747)の関連作。
内容説明
1年半前に、子爵だった夫と息子を不慮の事故で亡くしたビクトリア。ある日、爵位を継いだ義理の弟からディナーに招待され、彼女はかつて自分が家族と幸せに暮らした子爵の館を訪れた。そこで現子爵夫人が跡継ぎを懐妊したことを知り、心からの祝福の気持ちと、胸が張り裂けそうなほどの喪失感が交錯した。複雑な胸中から思わず中座した彼女を追いかけてきたのは、15年来の友人で大富豪のフィンだった。彼に励まされるうち、やがて一線を越えてしまうが、ビクトリアの心はいまだ亡き夫への想いに揺れていた。そのとき、おなかの中に小さな命がめばえたことなど知る由もなく…。
著者等紹介
ペンブローク,ソフィ[ペンブローク,ソフィ] [Pembroke,Sophie]
学生時代にロマンス小説と出合い、のちにランカスター大学で英語の学位を取るために夜どおしハーレクイン小説を読んだ。それがきっかけで、ハッピーエンドの信奉者となった。自著ではみずからが住んだことのある土地を題材にすることが多く、イングランドの郊外の町に漂う気取ったユーモアやウェールズの山々の野性味、ロンドンの夏の熱気や緊張感を好んで描く。また、主人公たちにお城でキスをさせる傾向があると語る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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