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出版社内容情報
傷ついた醜いあひるの子は、
白鳥になっても臆病なまま……。
秘書のキアは直属の上司に頼まれて恋人役を演じなければならなくなり、
そのときから、社長ブラントの侮蔑と欲望のまなざしを感じていた。
直属の上司の元恋人を妬かせるための偽りの関係とは知る由もなく、
ブラントはキアを金目当てで男に近づく女狐だと思い込んでいるのだ。
密かにブラントを慕うキアは、潔白を証せないのがもどかしいと同時に、
彼のような、もてる男性を避けたい理由もあった。
母を傷つけた女癖の悪い父と同類に思えるのだ。
幼い頃、父に醜いと疎まれた心の傷のせいで、男性と距離をおいてきた。
そんなキアの複雑な思いなど知らず、自分が迫ればいちころとばかりに、
ブラントは熱い瞳に蔑みの色をにじませ、誘惑の魔手をのばすが――
巧みな心理描写と起伏に富んだストーリー、とびきりセクシーな愛の表現が持ち味のマクシーン・サリバン。臆病だから恋ができないのか、恋をするから臆病になるのか――そんな恋の謎を楽しみつつ、最後まで一気読みしてしまう面白さを、ぜひご堪能ください。
内容説明
秘書のキアは直属の上司に頼まれて恋人役を演じなければならなくなり、そのときから、社長ブラントの侮蔑と欲望のまなざしを感じていた。直属の上司の元恋人を妬かせるための偽りの関係とは知る由もなく、ブラントはキアを金目当てで男に近づく女狐だと思い込んでいるのだ。密かにブラントを慕うキアは、潔白を証せないのがもどかしいと同時に、彼のような、もてる男性を避けたい理由もあった。母を傷つけた女癖の悪い父と同類に思えるのだ。幼い頃、父に醜いと疎まれた心の傷のせいで、男性と距離をおいてきた。そんなキアの複雑な思いなど知らず、自分が迫ればいちころとばかりに、ブラントは熱い瞳に蔑みの色をにじませ、誘惑の魔手をのばすが―
著者等紹介
サリバン,マクシーン[サリバン,マクシーン] [Sullivan,Maxine]
オーストラリアのメルボルン在住。ロマンス小説家。夫の仕事の関係で訪れるさまざまな場所で、著書を生み出す。夫と、2人の息子たちとともに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。