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内容説明
サブリナが楽しみにしていたハワイでの休暇に、ボディガードがついてくることになった。大企業の重役である母親の配慮だったが、ひとりでバカンスを楽しもうとしていた彼女には迷惑な話だ。誰かすてきな人にだって出会うかもしれないのに、屈強なボディガードつきでは台無しではないか。おまけに当の本人ジェイク・デブリンは、見かけこそいいけれど、横柄で傲慢なうえに、ボディガードとしての腕も怪しいもの。憤慨して顔合わせの場を去ったサブリナだったが、その夜何者かに襲われ、車に押し込まれてしまう。飄々としてつかめないジェイクに、サブリナは苛々したり、不覚にもときめいてしまったり。サブリナのバカンスの行方は?―。
著者等紹介
クレンツ,ジェイン・アン[クレンツ,ジェインアン][Krentz,Jayne Ann]
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと1979年より作品を発表。以降アマンダ・クイックやジェイン・キャッスル、ステファニー・ジェイムズなど7つの作家名を使い分け、バラエティに富む著作は130冊を超える。最近では連続30作以上がニューヨークタイムズのベストセラーに入り、不動の人気を誇っている。講演や小説以外の執筆にも積極的で、ロマンス小説について書いたエッセイ集が女性学の機関による賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
17
閉所恐怖症のヒーローに対してヒロインがとった行動が印象的。無理に話を聞き出さず、ホットミルクを作りソファに座ってくだらない深夜テレビ番組をぼーっと見る。ヒロイン自身が子供のころにそうやって苦しい夜をやり過ごしてきたという体験がもとになっているのですが、出会って間もないヒーローはすっかりやられてしまう。初対面からあまりいい印象じゃなかったし、反感を持たれてしまう理由もあった。にもかかわらず、彼の苦しみをどうにかして和らげようとするヒロインの優しさが伝わってくる。そのまま眠りこけて朝を迎えるシーンににやにや。2015/06/12
akiyuki_1717
3
苦手なヒロインがやたらに反抗するストーリーで、出だしから斜め読みになりました。途中で素直になるのかと思いきや、最後まで突き通すし…所々にヒーローにやりすぎなほどの優しさをみせては、ヒロインにとっての間違いを繰り返します。本人が言うほど離婚から学んだことも無かったよう。ヒーローは過去の経験から、大人に対してだけぶっきらぼうでも、傲慢でもさほど気にならないし、ずっとヒロインにメロメロなのを隠さないのも良かった。まぁそこだけで読めた感じです。2016/05/07
oneoeight
3
もう男なんてこりごりなバツイチワガママお嬢様ヒロインと変わった柔術(J・A・クレンツお馴染み☆)を会得してる気難し屋ボディガードヒーローとのお話。ちょっとヒロインに優しくされたからって”お前は俺の物”的な扱いしてます(;´Д`A まぁそこが笑えるんだけど☆ 犯人は、南の島にくる前にヒロイン誘拐出来ただろ~っとか深く考えちゃダメ♪度☆5、また読みたい度30% 2011/07/07
アクアマリン
1
出会ってすぐのボディーガードとの話。自分には合わなかった。せっかくのハワイなのでもう少しかな。2019/09/11
みか
1
再読。内容を忘れて読み返しました。クレンツの初期の作品。大企業の重役の母をもつサブリナ(ヒロイン)と、ボディーガードのジェイク(ヒーロー)。サブリナがギスギスした女性で、あまり共感が出来なかった。ジェイクも、傲慢さが、いつものクレンツヒーローより少し鼻についた気がしたなぁ…。うーん、残念。2012/08/20
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