日本の川

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日本の川

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  • サイズ B5判/ページ数 294p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784894443426
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

内容説明

水の文化情報誌「FRONT」で連載されてきたフォトドキュメント「川を歩く」で、16年の歳月をかけて撮影してきた日本の川の様々な姿。その膨大な写真点数の中から、四季の彩り豊かで、様々な日本の風土・生活に密着した川の姿を厳選し、森と水と土が育んできた日本の文科の底流を探っていく。また、連載の中で掲載されてきた著名作家たちのエッセイもあわせて紹介。

目次

沖縄・九州・四国(国場川(沖縄県)
安房川(鹿児島県) ほか)
中国・近畿(阿武川(山口県)
高津川(島根県) ほか)
東海・信越・北陸・関東(吉田川(岐阜県)
長良川(岐阜県) ほか)
東北・北海道(阿武隈川(福島県)
赤川(山形県) ほか)

著者等紹介

大西成明[オオニシナルアキ]
1952年奈良県生まれ。写真家。早稲田大学第一文学部卒業。動物の細部を独特の視点でとらえた写真集『象の耳』で日本写真協会新人賞、「地球生物会議」ポスターでニューヨークADC金賞、『病院の時代』で講談社出版文化賞を受賞。また、2001年には、「鑑真和上と世界の写真家展」に参加、世界七カ国の写真家とともに天平の美を撮り下ろした

高橋睦郎[タカハシムツオ]
1937年北九州生まれ。福岡教育大学卒業。62年上京後、他方面の芸術家たちとの交友を通じて学ぶ。現代詩と伝統詩とを並行して作り続ける現代唯一の詩人。詩集『王国の構造』(島崎藤村記念歴程賞)、『兎の庭』(高見順賞)、『旅の絵』(現代詩花椿賞)、句歌集『稽古飲食』(読売文学賞)、台本修辞『王女メディア』(グローバル国際交流基金山本健吉賞)、小説、戯曲、新作能、新作狂言、オペラ脚本、評論など広範な文芸活動に対して日本文化デザイン賞受賞。国内外での自作詩朗読にも力を入れる

高橋治[タカハシオサム]
小説家。1929年千葉市生まれ。東京大学文学部卒業。53年、松竹入社。「東京物語」で小津安二郎の助監督を務める。60年、「彼女だけが知っている」で監督デビュー、他に「非情な男」、「少年のクラゲ」など。65年、フリーとなり、芝居やドキュメントの執筆などに取り組む。88年、白山麓僻村学校開校。65年、文部大臣芸術奨励賞「白鳥事件」。70年、小野宮吉戯曲平和賞「告発・水俣病事件」。72年、第五回泉鏡花記念金沢市民文学賞「派兵」。84年、第九〇回直木賞「秘伝」。88年、第一回柴田錬三郎賞「名もなき道を」「別れてのちの恋歌」。96年、第三〇回吉川英治文学賞「星の衣」

赤江瀑[アカエバク]
小説家。1933年山口県下関生まれ。日本大学芸術学部在学中に詩誌『詩世紀』に詩を発表。後、ラジオドラマがNHK脚本募集に入選。以後、放送脚本作家の道に入り、NHKなどでシナリオライターとして執筆活動を続けた。70年に『ニジンスキーの手』で小説現代新人賞、74年に『オイディプスの刃』で角川小説賞、84年に『海峡』『八雲が殺した』で泉鏡花賞を受賞

大庭みな子[オオバミナコ]
1930年東京生まれ。小説家。軍医の父の転任にともない西條(現在東広島市)の賀茂高等女学校に在籍中、原爆の茸雲を望見する。68年、『三匹の蟹』で群像新人文学賞および芥川賞を受賞
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