一問一答日本農業再生のポイント〈上〉農業の基本問題と地域再生編

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  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784897322360
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C0061

目次

第1章 日本農業、明日の課題―今、どんな視点で、何をどう考えるか(日本農業への政府の問題提起;日本農業の五つの論議)
第2章 現代農業がおかれた歴史背景と現状認識(現代農業の平成維新―現代農業のおかれた歴史的状況;企業の農業参入と改正農地法―日本農業にとっての企業参入の意味;現代の農業政策―民主党農政の後退性と前進性;水田農業の近代化レベル―近代化が遅れている稲作経営者;農業後継者の経営感覚―危うい次世代農業者;日本農業の担い手―2010年の危うい現況)
第3章 新しい地域社会の構築と地域農業(地域セーフティーネットの構築―地域づくりから地域経営へ;地域経営の農業六次産業化―地域活性化と農業の新たな方向;集落営農の革新方向―営農から経営へ ほか)

著者等紹介

木村伸男[キムラノブオ]
1943年島根県松江生まれ、1969年東京農工大学大学院(農学研究科修士課程)修了、1972年千葉県農業試験場勤務、同場農業経営研究室長、千葉県農林部農業改良普及課主任専門技術員を経て、1993年10月岩手大学農学部教授に就任、放送大学客員教授、日本農業経営学会副会長、地域農林経済学会副会長、日本農業普及学会副会長等を歴任し、2009年3月国立大学法人岩手大学を退官。現在、DABアグリ研究所代表、岩手大学名誉教授、岩手大学特任教授、日本農業普及学会会長、農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

2
後半の地域経営、中山間地域は現代日本の懸案課題。資源と競争優位。相乗効果と波及性。地域付加価値とは、社会ニーズを地域資源に加えて生まれる(95頁)。地域力とは、経営体が価値連鎖させた豊かさ(105頁)。地域固有の資源(108頁)。集落営農の多様化(118頁)。参加者の独自性の尊重が大切(124頁)。本物の味と香りを提供する中山間農業(150頁)。今後は、TPPや消費増税といった集落住民、高齢者という地域経営の主体にとって打撃が加えられそうだ。彼らをどう支援していけるのか。同じ立場で市民社会運営を図りたい。2013/04/28

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