- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
大手広告会社の副社長フリン・マドックスは、ある日、とんでもないニュースを聞かされる。どうやら手違いで届けが提出されていなかったらしく、七年前に離婚したはずのルネと、いまだ婚姻関係にあるというのだ。しばし言葉を失ったのち、フリンは胸に芽生えた希望をかみしめた。仕事にかまけてばかりでルネに去られて以来、ずっと後悔してきた。これは僕に与えられた最後のチャンスかもしれない。すぐさまルネのもとへ向かったフリンは、そこで妻が子供を欲しがっていると知り、ある提案を持ちかけた―一度は離れていった、妻の心を取り戻すために。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
23
夫のことを思い、離婚を決意した妻。仕事のために妻を顧みず、後悔している夫。相手に心を残したままの7年は長い。ふたりを心配し頭を冷やしたら元に戻るんじゃないかと保留し、その後はうっかり失念してた兄が離婚届を出さず仕舞い込んでいたというのは笑える。離婚の原因は相変わらず居座っているから、乗り越えるしか手はない。なんとかして妻を取り戻そうとするヒーローが自制し、問題を解決し、我慢強くヒロインの心をほぐしていく過程がいい。7年の歳月はふたりを成長させ、相手に対する愛情も深くなっていて、ほっとするエンディング。2013/07/23
ちゃろ
5
★★★☆☆夫婦再生モノ。別れて7年後子供が欲しかったヒロインが夫の精子バンクに預けた精子で妊娠を計画するが実は離婚していなかったことが判明。1年間お試しで夫婦となることに。イタリア男の典型で傲慢で家族思い。ヒロインは夫の家族から虐められていたのに我慢していたことを告白。ヒーローがそれまでの行いを改めてヒロインが大切と気づくところがいい。2016/05/25
サティーシャ
0
離婚したはずの妻と手違いで離婚が成立しておらず、子供を作るためやり直す。離れていてお互い成長し、ひどい義母、アルコール依存の母、仕事などを乗り越え、新たな道とより深くなった愛がいい。2016/07/28
Mari
0
★★☆2011/12/20