シルエット・ディザイア 復讐という名の再会―バロン家の受難〈２〉

クロス，キャロライン〈Ｃｒｏｓｓ，Ｃａｒｏｌｉｎｅ〉/小林 葉月【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2004/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 155p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596510211
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

兄の結婚披露宴の会場で、コリーンは衝撃に襲われた。彼女が修道女として過ごした長い月日にさえ、片時も忘れることのなかったギャヴィンの姿がそこにあった。“もう一度、あの笑顔を見てみたい”そう願ったが、冷徹なまでに無表情な彼に、コリーンは話しかける術を知らなかった。理由も言わずに関係を断ち切ったコリーン・バロンを見返すため、ギャヴィンは仕事に心血を注ぎ、ついにホテル王となった。私生活でも数々の女優やモデルたちと浮き名を流してきた。今の僕を見て彼女がどんな反応を示すか楽しみだ。彼は突如偽りの笑みを張りつけ、彼女に声をかけた。

著者等紹介

クロス，キャロライン［クロス，キャロライン］［Ｃｒｏｓｓ，Ｃａｒｏｌｉｎｅ］
ワシントン州中部で育ち、現在は電話中毒の二人の娘、自宅改築狂の夫とともに、シアトル郊外に在住。家族のつくり出す混沌の中で創作活動に励んでいる
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

１２年前にヒロインに振られたヒーローが再会したヒロインに復讐しようと思うんだけど、肉体関係もなく、数ヶ月の付き合いで、そんなにヒロインに執着するのは気持ち悪いと思ってしまった。ヒロインは親の希望に添って聖職に入ったのに、向いてないと気づいて辞め、ヒーローに対する誘惑にも簡単に負けると、どちらにも魅力を感じられないまま終わった。

2015/09/30

[ちはや]

2004.4.22　★★★

[くまここあ]

★★★

2013/02/22