ハーレクイン・プレゼンツ テキサスの恋―ウィンター・アンコール〈３〉

パーマー，ダイアナ【作】〈Ｐａｌｍｅｒ，Ｄｉａｎａ〉/高円寺 みなみ/清水 由貴子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2011/12発売）

• サイズ 新書判／ページ数 265p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596420145
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

『ポピーの幸せ』―スキー場を訪れ、久しぶりの休暇を楽しんでいたポピー。その日はあいにくの悪天候だったため、ポピーはスキーを断念し、インストラクターから聞いた“迷子の子犬”を捜すことにした。ところがロッジを出たとたん、いきなり後ろから体をすくわれ、がっしりした男に車へと押し込められてしまう。どういうこと？まさか…私は誘拐されたの？『あなたを忘れたい』―テリーはＪ・Ｂに長いあいだずっと片思いをしている。Ｊ・Ｂは富と権力をもつ名うてのプレイボーイで、身寄りのないテリーを引き取ってくれた、家族も同然の存在だ。いつかは彼が振り向いてくれるかもしれない…。そんなテリーの淡い願いは、ある日Ｊ・Ｂに浴びせられた言葉で完膚なきまでに打ちくだかれた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

再読。一話目の「ポピーの幸せ」を読む為に残していたのですが、何度も読み返して満足しました。二話目の「あなたを忘れたい」のヒーローの横柄さに辟易。ヒロインは何故あんな男性を忘れられないのか理解出来ない〜。

2021/11/15

[糸車]

複数のお話が収録されていて、どっちかしか気に入らなかった場合、その本をどうするか真剣に悩む。「ポピーの幸せ」はヒーローが勘違いしてヒロインを誘拐するというとんでもないところからお話が始まる。大切な人の幸せの為に、という気持ちは尊いものですが、やったことは紛れもなく犯罪です・・・、ヒーロー。でも雪に閉ざされてロッジの中でのヒロインとのふれあいが素敵。もうひとつのお話「あなたを忘れたい」はヒーローにものすごく腹が立つのでじっくり読むのも嫌・・・。タイトルは素敵なんだけど。で、結局本棚に戻してしまう問題の一冊。

2014/04/19

[わたなべ]

「ポピーの幸せ」 軽く犯罪である。 ハンクは高圧的なところがなく、最初から最後までいい人だと思った。 大雪で一軒家に数日二人きりで過ごすハメになり、そこから邂逅していく二人の心。愛情は過ごした時間と比例しないという事ね。 「あなたを忘れたい」 ある意味、J・Bは自殺した昔の彼女との事で自暴自棄になっているかとも思ったけど、ひねくれてしまったんだな。人間不信のような。 後半、その彼女のことをあっさりスッパリ忘れてしまったような態度には、二重人格か？とさえ思った。 幸せになって良かったと素直に思えない・・

2018/02/22

[アーコ]

お風呂で再読。

2014/10/02