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出版社内容情報
大人になるほど、恋や愛は切ないくらいにもどかしくて……。かわいらしい幼な子がかすがいとなり、素直になれない二人を結びつける、ハートフルなアンソロジーをお贈りします。世界に冠たる名作家N・ロバーツの心温まる短篇の他、胸がキュンとする秀作を収録。
内容説明
昼はフラワーショップの店員、夜はウェイトレスをしながら、4歳の息子を育てる未婚の母ゾウイ。そんな彼女の家に、新聞社に勤める独身貴族のクープが間借り人として引っ越してくる。明るく楽しいクープと触れ合ううち、息子が彼になつくようになり、しだいにゾウイも惹かれていくが、男性に傷つけられた過去があって…(『すてきな同居人』)。敵対する両家の跡取りであるフルールとマットは愛し合い、密かに結婚式を挙げた。だがその夜、フルールの母とマットの父が駆け落ち。この地を出ようと言うマットに、フルールは家族のために残ると告げるほかなかった。以来、音信不通になり、妊娠に気づいた彼女は世間の冷たい視線に耐え、彼の子を産み育ててきた。6年後―(『秘密のウエディング』)。幼い娘の子育てを優先して昇進の話を断ったナタリーは、閑職に追いやられた。准男爵家出身のエリート社長ラファエルが気分を害して、こんな仕打ちをしたに違いない。同僚と残業中、ナタリーが社長のことを“冷血な暴君”と呼んで憎まれ口をたたいていたところ、彼女の背後に、ラファエル本人が美しい顔を歪ませて立っていた!(『甘美な嘘』)。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ] [Roberts,Nora]
メリーランド州に育つ。1981年『アデリアはいま』でデビュー。1998年に『マクレガーの花婿たち』でニューヨークタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌年には年間14作がベストセラーリスト入りを果たすなど、記録的な人気と実力を誇る
フィールディング,リズ[フィールディング,リズ] [Fielding,Liz]
イングランド南部バークシャー生まれ。20歳のときアフリカに渡り、秘書の仕事に就いた。土木技師と結婚し、その後10年をアフリカと中東で暮らす。激務の夫の帰宅を待つ長い時間、ものを書いて過ごすうち作家の道に。現在はウェールズに住み、RITA賞をはじめ数々の受賞歴を誇る実力派作家として活躍中
ローレンス,キム[ローレンス,キム] [Lawrence,Kim]
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。