内容説明
「私たちの結婚に必要なのは愛ではなく、協力だ」とある事情からルーカスと政略結婚したセシリア。不器用だけど実直なルーカスを知り、セシリアはこの結婚を全うする決意をする。しかし、跡継ぎをもうけるための婚姻とわかっていたのに、彼に恋をしてしまうなんて…。躊躇うセシリアを誤解したルーカスは、激しい愛撫と快楽で捕らえようとして!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
5
ヒーローおまえ当初の合理主義はどこ行ったよ、ってくらい最後は嫁にラブラブになっていたな。人格が変わるほどに(笑)あくまで跡継ぎと仕事のためにヒロインと結婚したけど、紆余曲折あって侯爵家の養女となり嫁いできた彼女が苦労した割に純真だからほだされちゃって、その後は恋の不整脈にひたすら翻弄されているヒーローでした。ヒロインも最初こそ償いを……って感じだったけど、最後はしっかりヒーローを好きになり守り抜くしたたかな感じもあって大変よき。面白かった。2020/12/12
かける
2
庶子ヒロインは異母兄と駆け落ちした令嬢のかわりにヒーローに嫁ぐ。ヒロインに堕ちていることを頑なに認めず、でも内心でやきもきしてるのがいいな。ヒロインからの贈り物が傷つけられるシーンがよかった2024/06/19