出版社内容情報
自動制御は、身近な家電製品をはじめとして工場の生産現場、水道施設などの監視システムなど数え切れないほど多くの用途があります。本書は、自動制御の代表的な制御方式であるフィードパック制御の入門書であり、もう一度勉強したい読者のための再入門書です。本書は3部構成になっており、第1部はフィードパック制御、第2部はシステム制御、第3部は自動制御の具体的な例としてPID制御の実習について取り上げます。【略歴】北海道大学大学院工学研究科修了、東京芝浦電気(株)などで研究開発に従事。現在は大阪電気通信大学客員教授&客員研究員および立命館大学理工学部兼任講師。
目次
第1部 フィードバック制御(自動制御とフィードバック制御;ブロック線図;周波数伝達関数;フィードバック制御系の応答;ボード線図;フィードバック制御系の安定判別)
第2部 システム制御(伝達関数表現とラプラス変換;状態変数表現;根軌跡法)
第3部 制御の実習(PID制御の実習)
付録
著者等紹介
臼田昭司[ウスダショウジ]
1975年北海道大学大学院工学研究科修了。1975年工学博士。東京芝浦電気(株)(現・東芝)などで研究開発に従事。1994年大阪府立工業高等専門学校総合工学システム学科・専攻科教授。2008年大阪府立工業高等専門学校地域連携テクノセンター・産学交流室長、華東理工大学(上海)客員教授、山東大学(中国山東省)客員教授、ベトナム・ホーチミン工科大学客員教授。2013年大阪電気通信大学客員教授&客員研究員、立命館大学理工学部兼任講師。専門:電気・電子工学、計測工学、実験・教育教材の開発と利用法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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