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内容説明
祖母が勝手に登録したチャリティ・オークションに出ることになり、ライアンはタキシードに身を包み、憂鬱な気分で会場にいた。着飾った女性たちのあふれる中、コンバットブーツをはいた、ワイルドな赤毛の女性が彼の目を引いた。まさか彼女が自分を落札するとは、ライアンは夢にも思わなかった。孫のライアンを競り落としてほしいと見知らぬ女性から頼まれ、ジャナは彼を落札しながらも不思議に思った。ハンサムな彼なら、高値をつける女性は大勢いるだろうに。まあいいわ。私は一日家の雑用をしてほしいだけだもの。つき合うわけではないのだから、彼がどんな人でもかまわない。だが、それは間違っていた。裕福な彼は家のことなど何も知らず、そのせいでとんでもない事態が持ち上がったのだ。
著者等紹介
マイケルズ,ケイシー[マイケルズ,ケイシー][Michaels,Kasey]
ニューヨークタイムズのベストセラーリストに二十以上の執筆作品が載った実力派作家。アメリカロマンス作家協会やロマンティックタイムズ誌の数々の賞の受賞者でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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aiko
3
チャリティオークションでジャナに落札されたライアン。 渋々日曜大工を手伝うも彼女の家を燃やしてしまい、ジャナと息子は彼の家に転がり込むことに。 癖の強い人物揃いの大混乱から綺麗にまとまるのがさすが。 キス止まりで楽しく読める佳作でした。自由奔放なアーティストタイプのジャナに振り回されつつ、本当になりたい自分を見つめなおすライアンの成長が良いし、ジャナ自身の悩みや息子ザカリとの関係もしっかり描写。 ケイシー・マイケルズはヒストリカルが良かったのですが、コンテも会話や文章のテンポが良いですね。2022/10/23