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出版社内容情報
結婚もせず公爵家を支える娘の前に、
疎遠だった“次期公爵”が現れ――
令嬢ヘスターの血のつながらない祖父である公爵が病の床で、
アメリカに住む疎遠の孫を呼び戻して跡継ぎにすると言いだした。
しかも、ヘスターが彼に上流社会の礼儀作法を教えるのだといい、
公爵家の行く末を憂える彼女はそこはかとない不安を覚えるのだった。
一方、老公爵から呼び出しの手紙を受け取ったジャレッドは、
不作法でみすぼらしい身なりの人間と決めつけられ腹を立てていた。
実際は教養も財産もあり、こんな礼を欠く要請など断ってもよかったが、
ふと、顔も知らぬ親戚たちをからかってやりたい遊び心が湧いた。
はたしてイギリスの地を踏んだ彼は、“教育係”のヘスターに言った。
「ぼくにマナーを教えてくれ。ぼくはきみにキスの仕方を教える」
少女から老婦人まで、今まで魅了できなかった女性はいないと自負するジャレッドが、血のつながらないいとこの無垢なヘスターの心を翻弄します。はらはらどきどきの展開が得意なアン・ヘリスが描く、19世紀イギリスが舞台のドラマティック・ロマンスです!
内容説明
令嬢ヘスターの血のつながらない祖父である公爵が病の床で、アメリカに住む疎遠の孫を呼び戻して跡継ぎにすると言いだした。しかも、ヘスターが彼に上流社会の礼儀作法を教えるのだといい、公爵家の行く末を憂える彼女はそこはかとない不安を覚えるのだった。一方、老公爵から呼び出しの手紙を受け取ったジャレッドは、不作法でみすぼらしい身なりの人間と決めつけられ腹を立てていた。実際は教養も財産もあり、こんな礼を欠く要請など断ってもよかったが、ふと、顔も知らぬ親戚たちをからかってやりたい遊び心が湧いた。はたしてイギリスの地を踏んだ彼は、“教育係”のヘスターに言った。「ぼくにマナーを教えてくれ。ぼくはきみにキスの仕方を教える」
感想・レビュー
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- 小説の認識 岩波文庫