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内容説明
両親亡きあと、妹と爪に火を灯すように暮らすグレース。強欲な地主に地代の値上がりを告げられたある日のこと、彼女は怪我をして倒れている見知らぬ紳士を助けた。エリオットと名乗る貴族らしい男性は、まぶしいほどにハンサムで、見るからに放蕩者だ。彼を介抱していると知られたら、身の破滅だわ!グレースは彼が快復しだい、すぐに追い出そうと決意するが、彼の瞳の奥に孤独の影を見つけ、ためらってしまう。裕福で、家族や友人に恵まれているはずなのに、彼がわたしを必要としていると思うのはなぜかしら?
著者等紹介
ムーア,マーガレット[ムーア,マーガレット] [Moore,Margaret]
中世のイングランドを舞台にした作品で好評を博す。トロント大学では文学士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
23
ヒーロー兄公爵のお話(わたしは未読)の感想を読むとヒーローがボロカスに言われていてタイトルの放蕩貴族に納得。彼を直接知らなくても(本人も)どれほどやりたい放題して来たか度々語られている。家を出て五年。行き倒れ、悲惨な姿の彼を泥の中から引きずって家に連れ帰ってくれたヒロインに惹かれ、今の自分にできる事は何か考え始める(良いか悪いは別にして本人なりに反省した結果)。ヒーロー兄夫妻が我慢強く寛容で彼の過去の行動を許し、母親が高貴な生まれではないヒロインを受け入れる場面が山場?自力で働くヒーローが見られるとは。2021/09/04
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