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内容説明
ヘレナは十年前に母から引き離され、暴力をふるう父のもとで軟禁されつづけるという不幸な少女時代を送った。その父が亡くなり、はれて自由の身となったものの、母はヘレナに巨万の富を遺してすでに他界したことを知る。私は恋をしたこともなければ、男性を信用することもできない。母の遺産を使って、これからは男性に頼らずに一人で生きていこう。ヘレナは決心するが、女性としてのふるまいを学ぶため、ひとまず母のいとこレディ・ダーネルのもとに身を寄せることにする。だが、引き合わされたダーネル家の家長アダムを見て唇を震わせた。やぼったい恰好をしたヘレナを心底ばかにするような表情が世にもハンサムな顔に浮かんでいたのだ。純粋なヒロイン像が印象的な実力派作家の長編。世間から隔離された育ったヘレナの言動は社交界の人々を戸惑わせるが、その美しさは羨望の的となり…。ヘレナの初めての恋のゆくえははたして?―。
著者等紹介
ジャスティス,ジュリア[ジャスティス,ジュリア][Justiss,Julia]
小学三年生のときから物語を書きはじめ、大学では詩集を出版し、卒業後は保険会社やチュニジアのアメリカ大使館で編集者として働いていた。海軍士官の夫について十二年のあいだに七回の引っ越しを経験したあと、現在は米テキサス州東部のパイニー・ウッズに落ち着き、高校でフランス語を教えている。1997年にアメリカロマンス作家協会ゴールデン・ハート賞を受賞。夫と三人の子供とジョージアン・スタイルの屋敷に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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