- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
18歳の誕生日、アマンダは伯爵のチェーザレにプロポーズされた。それは親友同士である二人の母親が望んだことだったのだが、傲慢で情け容赦なく、誇り高い鷹のような伯爵がただ恐ろしく、アマンダはプロポーズを断り、そのまま故郷を離れた。そして5年後、彼女は伯爵の弟ピエロと偶然の再会を果たす。兄とは違って優しいピエロに伴われ、久しぶりに帰郷した彼女は、冷たい怒りをたたえたチェーザレの瞳に迎えられた。アマンダは思い知らされることになる。チェーザレが、彼女の拒絶を許していなかったことを。そして、強引な求婚の第二幕が、今まさに始まろうとしていることを。
著者等紹介
ラム,シャーロット[ラム,シャーロット] [Lamb,Charlotte]
ロマンス小説作家。ロンドン生まれ。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された作品は100冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
29
求愛をすっとばしてプロポーズ。18歳のヒロインはどんなに驚いただろう(笑)。ヒーローは気持ちが伝わっていないと気づいた時点でもうちょっと努力すればよかったんじゃ?残念ながらわたしにはヒーローの魅力は分からないし、弟は甘ったれているし・・・、シャーロット・ラムのお話に出てくるいわゆる当て馬さんはもったいないくらい素敵な男性が多いのに、今回は大外れ(笑)。女性陣は結構いい感じだったので微妙なバランス。2016/04/11
ひまわり
5
ヒロインが子供の頃から見守っていたヒーローの想い。完全な一方通行でこれっぽっちも伝わってないのね。2013/10/12
akiyuki_1717
2
シャーロットさんのヒーローは私的には魅力薄なパターンが多いです。その上、この短い読み切りに三組のカップルのストーリーを詰め込みすぎて、ひと月の間にヒロインは、ヒーローの弟と婚約し、その弟は他の女性と結婚し、当のヒロインは、五年前に婚約者の兄のプロポーズを断り、村を出て行ったにも関わらず、ヒーローとくっつくという、優柔不断極まりないお話で、最後の2ページに無理やりロマンス的要素を押し込んでページ内に収めた感じでした。ヒーローを殺しかけた娘を逮捕せずに、村から追い出しただけって、犯罪者を野放しで一件落着かい?2014/08/16
rinrin
1
ヒロインはヒーローにベタぼれされてる。包容力のある領主様ヒーロー♪2013/10/12
ゆか
0
一途なヒーローとその気持ちに気づかす脅えるヒロイン。