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内容説明
政略結婚が決まっていた隣国のシークが急死し、王女アンバーはその弟と結婚することになった。ところがすでに恋人のいた彼はそれを拒み、失踪してしまう。不名誉な噂はまたたく間に広まり、アンバーは打ちひしがれた。だから、兄弟の中で最も文武両道に長けているという3番目の弟ハールーンが結婚を受け入れたと聞いても、心が晴れることはなかった―実際に本人を目にするまでは。彼は兄弟の誰よりもハンサムで、たくましく、魅力的だったのだ。運命のいたずらに戸惑いながらも、アンバーは期待に胸を震わせる。だが婚礼の夜、彼女を待っていたのは想像もしない屈辱だった。
著者等紹介
ジェイムズ,メリッサ[ジェイムズ,メリッサ] [James,Melissa]
看護師、ウエイトレス、チョコレート販売員などさまざまな職業を経て作家となる。オーストラリアのニューサウスウェールズ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
題目通りのシーク物ですが、シークの役割をきちんとこなしているヒーローですが、序盤はヒロインに対してはチキン過ぎて、30歳近い大人が19歳の娘にする対応ではないと、読む気も失せ始めましたが、中盤盛り返してくれてホッとしました。しかし最後がまた自分勝手な行動に走ってしまう。ヒロインよく許せるなぁ~と感心しました。まぁこの物語の中ではヒロインが一番自分の立場や役割を理解し、行動している人物でした。離婚できる立場にないし、色んなことを総括してヒーローを許したんだろうけど、私だったら許せなかっただろうな。2015/02/15