- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
家事代行会社に勤めるエリーは、休暇中の経営者から留守を任され、張り切っていた。ところが初日から、いきなり問題が起こった。世界的なホテルチェーンの代表であるマックから、住み込みの養育係兼メイドの派遣を依頼されたのだ。ナニーの派遣は業務にないが、顧客の彼を逃すわけにはいかない。エリーはみずからその仕事を引き受けることにした。だが、美術館のように美しいマックの屋敷には不可解なことばかり。妻の姿がなく、マックは肝心の子供たちの世話を任せようとしない。この屋敷では、いったい何が起こっているの…?やがてエリーは、子供たちの母親について驚くべきことを聞かされる。ハネムーン中の友人から会社の留守を預かり、意気込むエリー。『ミリオネアの償い』にも登場した、“マジック”こと、エリーのにぎやかな恋の顛末。
著者等紹介
メイアー,スーザン[メイアー,スーザン][Meier,Susan]
ペンシルベニア生まれ。夫と三人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりか
1
こどもたちを愛しているものの防衛的に囲い込むように育てていたヒーローが、明るく生命力にあふれたヒロインに感化されていくさまが良かったです。こどもの描写が可愛くてとてもらしいので、お話に説得力がありました。2013/10/27
糸車
1
傷ついて自衛するのは当たり前。大切な人を守りたいと思うのも当たり前。でも、狭い部屋でじっとこもるなんてやっぱり無理があって、外へ出て誰かに出会い、触れ、世界を広げていかなければ人は生きていけない。心が動かない方が平安に暮らせるなんて、自分を守るための壁でしかなくって。つらい過去を乗り越えたヒロインだからこそ、立ちすくむヒーローの心を動かすことが出来るんだなぁ。よそさまの子供でも、やっぱり子供は可愛い、笑顔になってほしい。^^2013/05/06
Mari
0
★★☆2012/02/11