グレン・グールド著作集 〈全2巻〉

グレン・グールド著作集 〈全2巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 736p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784622044284
  • Cコード C0073

出版社内容情報

1982年にグレン・グールドが没してから、数多くの書物が出版され、無数の記事や論文が活字となり、ラジオ・テレビ番組も放送・放映されてきた。さらには小説にも登場し、カナダはもちろんヨーロッパ、日本でもグールド回顧展が行なわれた。この現象が示すのは、これまでの音楽ファンのみならず新しい世代においても高まり続ける、グールドの生涯と業績に対する関心である。


第1巻:バッハからブーレーズへ
 伝説的ピアニストが、演奏から生まれた独自の音楽刊により、作曲家の個性と音楽の構造を分析。
 1990年刊行 A5判・376頁・\5000

第2巻:パフォーマンスとメディア
 まくるー判の同時代人としての経験を基に、演奏と演奏家、テクノロジーと聴衆の未来を思案。
 1990年刊行 A5判・352頁・\5000

G.グールド著 T.ペイジ編 野水瑞穂訳


Glenn Gould(グレン・グールド)
1932年トロント生まれ。ピアニスト。幼少より音楽的才能を発揮し、トロント音楽院に学ぶ。作曲を志すが、ピアニストとして十代よりカナダで認められ、1955年、22歳で米国デビュー。翌年発売した《ゴルトベルグ変奏曲》のアルバムで従来のバッハ解釈を刷新し、話題を呼ぶ。57年にソ連や欧州への演奏旅行に成功。以後、独自の選曲と解釈で名声を高めていくが、64年、舞台演奏から退き、以後レコードと放送番組のみで活動。ラジオ・ドキュメンタリーの制作や、音楽論やメディア論を中心とした文筆活動も行う。終生トロントに暮らし、1982年、脳卒中にて急逝。死後も人気は根強く、録音・映像・著作の紹介(『グレン・グールド著作集』1・2、みすず書房、1990)や学術研究が続いている。

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関連書:
『グレン・グールド書簡集』全1巻 \6800
(J.ロバーツ/G.ゲルタン編 宮澤淳一訳 1999年刊)

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