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内容説明
十年前、マリアンはセブと出会い、運命の恋人と確信した。しかし彼はある日突然、行き先も告げないまま姿を消す。その後、マリアンは彼の素性を知った。プリンス・セバスチャン二世―アンドヴァリア公国の君主。王族と平民、結ばれるべくもない二人だったのだ。月日は流れ、歴史学者となったマリアンは、王室の招きでアンドヴァリアに滞在することになった。セブと再会し、マリアンの心は乱れた。彼への思いは消えていないどころか、つのるばかりで、しかもマリアンは、セブには言えない秘密を抱えていた…。裏切られ傷つけられたマリアンは、必死にセブと距離をおこうとするが、彼女の苦悩の深さを知らないセブは、何かと彼女にかまう。マリアンのセブへの愛と、やり場のない悲しみ、絶望感がからみ合う、切ないラブストーリー。
著者等紹介
オークリー,ナターシャ[オークリー,ナターシャ][Oakley,Natasha]
ロンドン生まれ。すでに小学生のとき、大人になったら作家になりたいと言っていた。十四歳で演劇と出合い、シェイクスピアやイプセンやチェーホフに夢中になる。演劇学校を卒業後、プロの女優として活躍。最初の子供が生まれると家庭に入ったが、五人目の子供が夜泣きをしなくなったのを機に、作家になる夢がよみがえり、執筆活動を始めた。現在は夫と子供とともにベッドフォードシャーで暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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