- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
ロクシーは妹夫婦が事故で亡くなったと知らされ、急ぎ帰国した。あとに遺された生まれたばかりの小さなエマは、義弟の兄、カムに世話をされているという。プレイボーイで、気ままな独身男に姪をまかせるなんて!エマは私の手で育てるわ。仕事をやめて、愛する姪とともに静かに暮らそう。カムだって、赤ちゃんを持て余しているはず…。ところが、カムはエマを手放すつもりはなかった。それどころか、“赤ちゃんのために”結婚しようと言いだしたのだ。かつて、私の心を奪ったかと思うと、あっさり捨て去り、黒い瞳のブルネット美人に鞍替えしておきながら、今さらプロポーズするなんて!ロクシーは憤然とした。
著者等紹介
デューク,エリザベス[デューク,エリザベス][Duke,Elizabeth]
オーストラリア南部アデレイドに生まれ育ち、結婚と同時にメルボルンに移った。司書としてさまざまな図書館で働いた経験を持つが、現在はフルタイムでロマンスを執筆している。一男一女があり、それぞれ結婚して子供もいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
9
ヒロイン目線でお話が進みヒーローが何を考えているのかが分からない。読んでいるこっちも疑心暗鬼。両親を亡くした姪を愛し、自分の仕事を犠牲にしても手元に置いて育てたいと固く決心しているふたりが解決方法として結婚を考えるのはそう飛躍した考えじゃないと思うけれど。ヒーローが黒髪好きでヒロインが知っているだけでも複数の女性が登場するので、これから始まる結婚生活に不安を抱くのも当然。学者として魅力的な誘いを断りキャリアを捨てる決意のヒロインに対してヒーローがかなり譲歩してくれるあたりはよかった。寛容は素敵な美徳です。2014/11/06
romaco
1
★★★ 妹夫婦が亡くなり姪を引き取る為、義弟の兄ヒーローを訪ねていく考古学者ヒロイン ヒーローの夫としての資質やブルネット好きを確かめずにはいられないのは分かるけど、その方法はどうなのヒロイン・・・?2013/05/22