ハーレクイン・ロマンス 美しすぎた獲物

ウォーカー，ケイト【作】〈Ｗａｌｋｅｒ，Ｋａｔｅ〉/槙 由子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2016/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 18cm
• 商品コード 9784596131362
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

アリスは睨み合う２人の男性の間に挟まれていた。一方は大企業の御曹司で、最近しつこく結婚を迫ってくるマーカス。もう一方は危険な魅力をたたえる、舞踊会で出会ったばかりのダリオ。ダリオと踊れば、マーカスも諦めてくれるかもと思ったのに、マーカスは憎しみに満ちた声で、ダリオを罵ったのだ。“腹違いのろくでなし！”と―。２人が異母兄弟だったなんて。彼女は図らずも、相続をめぐる富豪一族の争いに巻き込まれていた。マーカスの欲得ずくの求婚か、ダリオの傲慢な誘惑か―。ひと目で激しく惹かれたダリオの目的が復讐だけだとわかっても、アリスの胸を焦がす彼への愛は、もう、打ち消しようもなかった。

著者等紹介

ウォーカー，ケイト［ウォーカー，ケイト］ ［Ｗａｌｋｅｒ，Ｋａｔｅ］
イングランド中部ノッティンガムシャーの生まれ、ヨークシャーで育った。ウェールズの大学、大学院に学び、ブロンテ姉妹の研究で修士号を取得した。最愛の夫とは学生時代に知り合う。児童館の司書から出発し、息子の誕生ののち、作家活動を開始した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[糸車]

随分前に読んだけど、感想を書いていない？って本が割とあって、ここの謎の検索システムに翻弄されている感じ。頑張って書いたらあとから昔書いた感想がひょっこり出て来たりするときの気持ちをどうしてくれよう。さて。自分自身を愛してくれる男性を求めているのに貴族の血筋を目当てに異母兄弟の争いに巻き込まれたヒロインのお話です。母の借金のカタに身売りするような結婚を受け入れるなら、どっちと？ええ〜、どっちも嫌に決まっている！ロマンス小説だからヒーローがヒロインを本気で愛するようになるのが救いですが。

2022/08/15

[たまきら]

家柄がいい美女。ステイタス優先で彼女と結婚しようとしている男に言い寄られうんざり。他の男性といればあきらめるだろうと、パーティで出会った素敵な男性にお持ち帰りされたら、このキモい男ついてきたうえ、彼女の相手は腹違いの兄弟だと言って…と、なんだかプロットがごちゃごちゃしていておなか一杯。男子はかなりおバカでした。

2016/02/17